【帝王賞】ドバイ帰りもホッコータルマエが貫禄のG1・9勝目!

6月24日(水)に大井競馬場で行われた交流重賞・第38回 帝王賞(Jpn1)(4歳上 定量 指定 1着賞金:6000万円 ダート2000m)は、幸英明騎手騎乗の1番人気・ホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.02.7(良)。

2着は3/4馬身差で4番人気・クリソライト(牡5、栗東・音無厩舎)、3着は2馬身半差でハッピースプリント(牡4、大井・森下淳厩舎)が続いて入線している。

最内からホッコータルマエが好スタートを決めたが、クリノスターオー、ニホンピロアワーズ、クリソライトが主張。結果、ホッコータルマエは4番手付近を追走する形に。向こう正面ではハナを切ったクリノスターオーに、クリソライトが掛かり気味に2番手で運ぶと、3角過ぎにはクリノスターオーが徐々に後退。先頭集団も凝縮し始める。
クリソライトが4角を先頭で回ると、ホッコータルマエも徐々にスパート。先頭集団では後方を待機していたハッピースプリントも追い込み。直線ではクリソライトも粘りを見せるが、ホッコータルマエもしぶとく脚を伸ばし、押し切り。日本では敵なしと言わんばかりに勝ち星を伸ばした。
なお、ハイペースを粘り込んだ2着のクリソライトも負けて強しの内容をみせたが、2番人気のクリノスターオーは6着に沈んでいる。

勝ったホッコータルマエはこれでエスポワールシチー、ヴァーミリアンに並ぶG1・9勝目のタイ記録を達成。前走のドバイWCでは並み居る海外の強豪相手に、果敢に逃げる競馬で挑んだが5着に敗退。帰国初戦となった今回だが、地力をみせつけた。これで大井コースは5戦4勝で古馬になってからは土付かず。今年は大井競馬場でJBCクラシックも行われるだけに、下半期は記録更新に注目が集まりそうだ。

馬主は矢部道晃氏、生産者は浦河の市川ファーム。馬名の意味由来は「冠名+樽前山より」。

ホッコータルマエ
(牡6、栗東・西浦厩舎)
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
通算成績:31戦16勝
G1勝利:
13・15年帝王賞(Jpn1)
14~15年川崎記念(Jpn1)
13~14年東京大賞典(G1)
14年チャンピオンズC(G1)
13年JBCクラシック(Jpn1)
13年かしわ記念(Jpn1)

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ

ホッコータルマエ

TCKイメージキャラクターの剛力彩芽さんと幸英明騎手



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。