渾身の粘りでマイネルエテルネルが2年ぶりV…テレビユー福島賞

7月4日(土)、2回福島1日目11Rでテレビユー福島賞(芝1200m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の3番人気・マイネルエテルネル(牡5、栗東・西園厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.5(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ネロ(牡4、栗東・森厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・シンボリディスコ(牡5、美浦・高橋祥厩舎)が続いて入線した。

ネロが出脚良く先頭に立つと、内側からマイネルエテルネルも主張し並ぶ形で進む。人気を分けたフォーエバーモアは中団で、いつもよりやや控える形に。
先頭からシンガリまで10馬身ほどで直線に入ると、先頭を進むネロとマイネルエテルネルが抜け出し、一旦はネロが先頭に。しかし、そこからまたマイネルエテルネルが一伸びし、クビ差前に出たところがゴール。

勝ったマイネルエテルネルは2歳時にデビューから連勝で小倉2歳Sを制しており、13年のバーデンバーデンC以来となる2年ぶりの勝利。

馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は愛のRedpenderStudLtd。馬名の意味由来は「冠名+不変(仏)」。

1着 マイネルエテルネル(柴田大騎手)
「少し速かったですけど、内枠の分強引に内を突いていったのが良かったかと思います。一旦2着馬に前に出られましたが、差し返してくれましたしすごい根性です。馬に感謝ですね。以前と比べて、力を付けていると思います」

2着 ネロ(内田博騎手)
「あまり追いかけ過ぎても良くないと思っていましたし、そこまで行かなくても大丈夫かと思っていました。自分なりに勝ち馬にプレッシャーをかけながら運びましたし、一旦は交わしたんですけどね。相手が思っていた以上に渋太かったです。仕方ないですね」

3着 シンボリディスコ(田中勝騎手)
「ペースが遅くて前残りになりましたからね。それでも、直線ではジワジワと脚を使っています」

4着 ユキノアイオロス(和田道調教師)
「内枠からロスなく立ち回ってくれましたが、最後は中一週の影響があったかもしれません。本来ならもっと切れますけど、ジリジリになってしまいました。それでも、よく頑張っていると思います」

5着 サンブルエミューズ(戸崎圭騎手)
「良い感じで上がっていけましたが、最後はジリジリになってしまいました」

テレビユー福島賞の結果・払戻金はコチラ⇒

マイネルエテルネル
(牡5、栗東・西園厩舎)
父:Tamayuz
母:For Evva Silca
母父:Piccolo
通算成績:24戦4勝
重賞勝利:
12年小倉2歳S(G3)

マイネルエテルネル

マイネルエテルネル

マイネルエテルネル

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。