【POG】非凡な才能を発揮しシャクンタラーV…福島新馬

7月5日(日)、2回福島2日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・シャクンタラー(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)が4コーナーで不利を受けながらも優勝。勝ちタイムは1:50.6(良)。

クビ差2着には内で経済コースを回った4番人気・ラブレオ(牡2、美浦・新開厩舎)、3着には1馬身1/4差で10番人気・ファータグリーン(牝2、美浦・相沢厩舎)が大外から入線した。
1番人気に支持されたミュゼリバイアサン(牡2、美浦・黒岩厩舎)は大きな出遅れが響き11着に敗れた。

勝ったシャクンタラーは全兄に5勝馬ノーステアがいる血統。520kgを超える大型馬なだけに更なる成長も見込めそうだ。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「インドの戯曲に登場する仙人の娘の名」。

1着 シャクンタラー(戸崎圭騎手)
「まだ少しモタモタするところはありますが、やれば反応してくれます。遊び遊び走っていますし、これから変わってくると思います」

2着 ラブレオ(田中勝騎手)
「上手く立ち回って競馬が出来ました。初戦としては何の注文もつきませんし、順調にいってくれればと思います」

3着 ファータグリーン(石川騎手)
「4コーナーで外に張ってきた馬がいて連鎖的に不利を受けましたが、気持ちが切れませんでしたし、最後までよく伸びてくれました。攻め馬の動きも良いですし、気持ちも前向きで良いものを持っています。先が楽しみですね」

4着 マックール(宮崎騎手)
「直線で外にヨレて、他馬に迷惑をかけてしまいました。レース自体は、調教をしっかりやってきたことの良さを出せたと思います」

5着 プライムセラー(石橋脩騎手)
「攻め馬の感じから、前に行って粘らせるレースが合っていると思っていました。その通りの競馬が出来ましたね。これから体が成長してくれば、違った形の競馬も出来るようになると思います」

11着 ミュゼリバイアサン(田辺騎手)
「スタートも出ませんでしたし、流れに乗れませんでした。キックバックを気にしたり、周りの馬を嫌がっている感じもありましたが、それにしても攻め馬の良さが全く出ませんでした」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

シャクンタラー
(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ムガール
母父:Silver Hawk

シャクンタラー

シャクンタラー

シャクンタラー


2回福島2日目6Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・フルオブスターズ(牝2、美浦・奥村武厩舎)が後方からの競馬で差し切り優勝。勝ちタイムは1:10.8(良)。

アタマ差2着には先行力を見せ、前々の競馬で粘り込んだ4番人気・オーディンローズ(牡2、美浦・牧厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・クナウ(牝2、美浦・松山将厩舎)が続いて入線した。

勝ったフルオブスターズの近親には重賞2勝馬リーチザクラウンがいる血統。馬主は有限会社村田牧場、生産者は新冠町の村田牧場。馬名の意味由来は「満天の星より」。

1着 フルオブスターズ(田辺騎手)
「コーナーで他馬から逃げたり、スムーズに行かないところがありましたし、新馬戦で幼さを見せていました。これから精神的にドッシリしてくれば更に良いですね。今日は動ける状態だったことが勝因だと思います」

2着 オーディンローズ(内田博騎手)
「新馬としてはスピードがありますし、内枠からスムーズにハナに立てました。上手く運べましたが、勝ち馬の決め手が上でしたね。この馬も使って良くなってくると思います」

3着 クナウ(大野騎手)
「前半は少しオドオドしながら走っていましたが、後半は良い走りでした。この次も落ち着いていれば良いですね」

4着 モンマルトル(江田照騎手)
「調教の動きが良かったので、期待していました。手前の替え方などで幼い面がありますが、競馬センスがありますし背中も良いのでこれから楽しみです」

5着 クラウンネロ(蛯名騎手)
「口向きがあまり良くないところがあって、ずっと内にモタれていました。ダートでもやれそうな感じがします」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

フルオブスターズ
(牝2、美浦・奥村武厩舎)
父:エンパイアメーカー
母:ポエティクシーズン
母父:サンデーサイレンス

フルオブスターズ

フルオブスターズ

フルオブスターズ

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