【CBC賞】初の千二でも切れたウリウリが重賞2勝目

7月5日(日)、3回中京2日目11Rで第51回CBC賞(G3)(芝1200m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の2番人気・ウリウリ(牝5、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.1(重)。

2着には半馬身差で1番人気・ダンスディレクター(牡5、栗東・笹田厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・サドンストーム(牡6、栗東・西浦厩舎)が続いて入線した。

レオパルディナがハナを主張し、レオンビスティー、ジャストドゥイング、フレイムヘイロー、トーホウアマポーラ、ホウライアキコらも差がなく続いて淀みのないペース。ダンスディレクターはちょうど中団、ウリウリはその後ろのインでジッと脚を溜める。
軽快な逃げを打ったレオパルディナは直線半ばまで踏ん張ったがラスト1Fで後退。代わってインの経済コースをうまく立ち回ったウリウリがアッという間に抜け出して先頭へ。最後はダンスディレクター、サドンストームが差を詰めてきたが、半馬身振り切ってゴールした。

勝ったウリウリは昨年の京都牝馬S以来の重賞2勝目。昨年のヴィクトリアM、府中牝馬Sでは大きな着順となってしまったが、暮れの阪神C4着をキッカケに調子を取り戻し、前走の安土城Sではコースレコードで久しぶりの勝利。今回は久しぶりの騎乗となった岩田騎手がソツのないコース取りを見せて鮮やかな連勝。群雄割拠のスプリント界に楽しみな馬が加わった。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ハワイの楽器名」。

CBC賞の結果・払戻金はコチラ⇒

ウリウリ
(牝5、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母父:フレンチデピュティ
通算成績:21戦6勝
重賞勝利:
15年CBC賞(G3)
14年京都牝馬S(G3)

ウリウリ

ウリウリ

ウリウリ

ウリウリ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。