【JDD】またしても直線一気 ノンコノユメが3連勝でJpn1初制覇!

7月8日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第17回 ジャパンダートダービー(Jpn1)(3歳 定量 1着賞金4500万円 ダート2000m)は、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・ノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.6(不良)。

2着には2馬身半差で1番人気・クロスクリーガー(牡3、栗東・庄野厩舎)、3着には5馬身差で6番人気・ラッキープリンス(牡3、浦和・小久智厩舎)が続いて入線した。

スタート良く飛び出したのは1番人気のクロスクリーガー。ライドオンウインド、ポムフィリア、ラッキープリンスが好位に付け、ディアドムスは中団、ノンコノユメはそれを見る形でレースを進める。
直線に入り、楽な手応えで逃げるクロスクリーガーに対して、地元の東京ダービー馬ラッキープリンスが迫ろうとするが直線半ばで一杯。そのまま押し切るかと思われたところを、直線入り口ではまだ大きく差があったノンコノユメの末脚が爆発。ラスト100mでクロスクリーガーを一気に交わすと最後は2馬身半差を付けてゴールへ飛び込んだ。

勝ったノンコノユメは、デビューからの8戦全てで上がりメンバー最速をマークするケタ違いの末脚を武器に、圧巻の3連勝でJpn1初制覇。今回は初距離、強力な先行馬がいるメンバー、その脚質が有利な馬場状態を不安視する声もあったが、終わってみればノンコノユメの一人舞台。上がり2位のクロスクリーガーを1秒4上回る次元の違う末脚で世代の頂点に立った。

馬主は山田和正氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「ノンコの夢。母名より連想」。

【C.ルメール騎手のコメント】
「最後で凄い脚を使ってくれました。ノンコちゃんは本当にいい馬です。ダイスキ。この馬のストロングポイントは瞬発力です。いつも直線で凄い脚を使ってくれます。前走はマイルで、今回は2000mでも直線は同じ脚を使ってくれました。今日は天気がとても悪かった中、来ていただいてありがとうございました」

ノンコノユメ
(牡3、美浦・加藤征厩舎)
父:トワイニング
母:ノンコ
母父:アグネスタキオン
通算成績:8戦5勝
重賞勝利:
15年ジャパンダートダービー(Jpn1)
15年ユニコーンS(G3)

ノンコノユメ

ノンコノユメ

ノンコノユメ

ノンコノユメ

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