【POG】トレイルブレイザーの近親ロジストーム快勝…福島新馬

7月26日(日)、2回福島8日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の2番人気・ロジストーム(牡2、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:03.2(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・マルターズゲイル(牡2、美浦・松山将厩舎)、3着には2馬身差で3番人気・リアルクリス(牡2、美浦・中川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアンフィールド(牡2、美浦・尾形和厩舎)は6着に敗れた。

スタートしてハナを主張する馬はなく、押し出されるようにウインアンビションが先頭に立つ。後ろはクロコ、アンフィールド、マルターズゲイルが続く。やや緩やかなレース展開から、コーナー手前で馬群がギュッ縮まり、マルターズゲイル、ロジストームが並んで先頭に立つ。
後方から押し上げて、リアルクリスが直線手前で3番手につける。前の勢いは止まらず、2頭の叩き合いの展開に。しっかりと最後まで脚を伸ばした、ロジストームが優勝。勝ち馬には遅れたが、粘りある競馬でマルターズゲイルが2着を確保した。

勝ったロジストームは京都記念など重賞2勝馬トレイルブレイザーの近親にあたる。2013年のセレクトセールにて3885万円にて取引されている。
馬主は久米田正明氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+母父名の一部」。

1着 ロジストーム(内田博騎手)
「新馬なので、ゴチャつくところに突っ込んでいくのはどうかと思って外を回りました。前を行く馬を見ながら良い位置で運べましたし、最後まで頑張ってくれました。フワフワして力を抜いて走れていたことも良かったと思います。まだ少し太い感じがあったのに勝つんですから能力がありますよ。この後に気が入ってきそうな感じがありますし、その辺りを上手くコントロール出来れば良いですね」

2着 マルターズゲイル(大野騎手)
「テンションが上がる心配をしていましたが、今日は落ち着いていたのが良かったですね。次も落ち着きがあると良いですね」

3着 リアルクリス(戸崎圭騎手)
「少しモタモタするところがあるので、早目にエンジンを踏んでいきました。長く良い脚を使っていますし、まだまだ奥のありそうな馬ですよ」

4着 コウキチョウサン(北村宏騎手)
「まだ緩さがあって、コーナーで踏ん張り切れませんでしたが、直線で追い出してからは頑張ってくれました。距離は合っていると思います」

5着 ダイフク(武士沢騎手)
「まだ体の使い方が子供っぽいところがあります。体質が弱くて攻め切れていない現状で、よく頑張っていると思います。徐々に良くなってきてくれればと思います」

6着 アンフィールド(田辺騎手)
「トビが小さくて、上手く体を使えていない感じがします。道中に脚が溜まっていませんでしたし、4コーナーではもう手応えがありませんでした。使って変わってくれれば、と思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ロジストーム
(牡2、美浦・大竹厩舎)
父:Unbridled’s Song
母:レーヴドフィユ
母父:Storm Cat

ロジストーム

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