【レパードS】ダート2戦2勝 底を見せていないセンチュリオン

5日、日曜新潟11レース・レパードS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、青葉賞17着のセンチュリオン(牡3、美浦・田村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F64.5-50.2-36.3-12.2秒をマークした。

【田村康仁調教師のコメント】
「春先はレースの選択肢も多かったですし、前走で芝も試しましたが、ダートの方に適性がありましたね。この中間は春先の疲れを取って、ここを目標に乗り込んできました。今日も予定通りの調教が出来ましたし、万全の態勢でレースに臨めます。

ダートでも2戦しかキャリアはありませんが、まだ底を見せていないイメージがありますし、この先走る馬になるだろうなという手応えを感じています。センスが良くて乗り手の指示にも従順なので、新潟のダート1800は向いていると思います。左回りも苦にならないと思います。この世代でダートの得意な馬が集まりますし、胸を借りるつもりで臨みます」

センチュリオン

▲馬場の内から鋭い脚を見せたセンチュリオン(左)


前走、ユニコーンS11着のダイワインパルス(牡3、美浦・宗像厩舎)は、田中勝春騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.9-55.1-40.2-12.5秒をマークした。

【宗像義忠調教師のコメント】
「先週の稽古の動きが良かったですし、今週は時計はそれほど速くありませんが、まずまずの動きを見せてくれました。距離1800は少し長いかもしれませんが、自分の競馬をさせてもらえれば頑張ってくれるのではないかと思っています。メンバーが揃っていますし、胸を借りるつもりでいきたいです」

ダイワインパルス

前走、ユニコーンS8着のクワドループル(牡3、美浦・小島太厩舎)は、内田博幸騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F64.2-50.8-38.0-13.4秒をマークした。

【小島勝助手のコメント】
「前走は少しゴチャつく場面もありましたが、最後までしっかり脚を使ってくれましたしよく頑張ってくれました。1600でも終いに脚を使えていたので、今回の1800でも大丈夫ではないかと思っています。前走後は短期放牧に出して、戻ってきてからも順調に乗り込んでいます。今日の追い切りもまずまずの動きでした。

だいぶ落ち着きが出てきましたし、成長して力を付けています。コーナーを4回回るコース形態がどうかですが、これまでに砂を被せて競馬をさせていますし、こなしてくれるのではないかと思っています」