【スパーキングSC】移籍初戦のブルーチッパーが激戦制し重賞初V!

8月19日(水)、川崎競馬場で南関東重賞・第12回 スパーキングサマーC(S3)(3歳上 別定 重賞競走 1着賞金1200万円 ダート1600m)が行なわれ、真島大輔騎手の2番人気・ブルーチッパー(牝5、大井・荒山勝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.41.5(稍重)。

2着にはハナ差で1番人気・ケイアイレオーネ(牡5、大井・佐宗応厩舎)、3着には2馬身半差で5番人気・トーセンアドミラル(牡8、船橋・川島一厩舎)が続いて入線した。

勝ったブルーチッパーはこれがJRAからの転入初戦。昨年は中央で3連勝を決め、JBCレディスクラシックで5着、クイーン賞でも3着などの高い実績を残していたが、今年5月のブリリアントSを最後に南関東へ移籍。
移籍初戦にして、JRAの重賞ウィナーであるケイアイレオーネら実績馬と相対することになったが、見事に牡馬を降しての重賞制覇。今秋は現在のホームグラウンドである大井競馬場でJBCレディスクラシックが予定されており、南関東勢の期待を背負うことになりそうだ。

馬主は青山洋一氏、生産者は日高町の下河辺牧場氏。馬名の意味由来は「賢い人」。

【真島大輔騎手のコメント】
「(逃げようと思っていたのか、という質問に)スタートだけを気をつけて、躓かないようにということを心がけていました。展開はどんな形でも走ってくれるので、リズムよく行こうと思っていましたよ。道中は手応えも良かったですし、1コーナーの時点で的場さん(ケイアイレオーネ)が見えて、一騎打ちだとは思っていました。最後は馬を信じて一生懸命追いました。
先生(荒山調教師)とも『こういう力のある馬が地方に移籍してくるんだな』と話していて、騎乗をすごく楽しみにしていました。馬はこれからもっと良くなると思いますので、応援のほどよろしくお願いします」

ブルーチッパー
(牝5、大井・荒山勝厩舎)
父:ボーナスフィーバー
母:ペケジェイ
母父:Tiznow
通算成績:15戦6勝
(地方通算成績:3戦1勝)
15年スパーキングSC(S3)

ブルーチッパー

ブルーチッパー

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