【POG】ケルフロイデが逃げ切りで人気に応える…新潟新馬

8月22日(土)、2回新潟7日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ケルフロイデ(牡2、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.9(良)。

2着には3/4馬身差で6番人気・ドンチャブ(牡2、美浦・中川厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・ヤマニンシルフ(牡2、栗東・山内厩舎)が続いて入線した。

1コーナーまでに各馬が周囲の動きを窺う形も、大外枠のモウカッテルが主張し2番手へ。ハナに立ったのは最内枠のケルフロイデ。人気のオールプリュネルは好位の3番手、ミュゼウェルズは馬群から遅れ、その後方にもキングジャスパーがポツンと最後方。
先頭集団は一団となって進むが、向こう正面でドンチャブがマクっていき、3コーナーに差し掛かる前には3番手へ。直線を向くと、モウカッテルが脱落するのを尻目にケルフロイデがスパート。ドンチャブも喰らいつくが、ケルフロイデは終始セーフティリードを保ったまま押し切った。

勝ったケルフロイデは母がドイツの重賞勝ち馬で、半姉もイタリアの重賞を制したクワドゥナという血統。クラブでの募集総額は3600万円で、同クラブは既に5頭の2歳馬が勝ち上がっている。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「歓喜の源(独)。歓喜の源になるような活躍を期待して」。

1着 ケルフロイデ(M.デムーロ騎手)
「ペースが遅く、先頭へ。しばらく怖がり、頭を上げていたね。でも、最後はしっかり走った。能力は高く、いい馬です」

3着 ヤマニンシルフ(戸崎騎手)
「ゲートなど課題は残りますが、初戦としては上々の内容。使って良くなります」

4着 アポロオスカー(西田騎手)
「稽古でいい動きをしていて、素質を感じていました。前半はゆっくりしたペースに行きたがり、馬込みを嫌がったりもしましたが、外へ出したら伸びています。距離は持ちそうですし、まだ良くなる」

7着 オールプリュネル(蛯名騎手)
「まだトモが緩いから、控えて終いを行かす競馬をした。最後は疲れてしまったが、一瞬、勝てるかと思えたほど。一生懸命に走ったし、いずれ距離もこなせる馬になるよ」

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ケルフロイデ
(牡2、美浦・加藤征厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ケルアモーレ
母父:Monsun

ケルフロイデ

ケルフロイデ

ケルフロイデ


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