奥手の血が開花の兆し トゥインクルが鮮やか2連勝…札幌日刊S杯

8月22日(土)、2回札幌1日目11Rで札幌日刊スポーツ杯(芝2600m)が行なわれ、菱田裕二騎手騎乗の6番人気・トゥインクル(牡4、栗東・牧田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:40.2(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・ヴェラヴァルスター(牡3、美浦・木村厩舎)、3着には2馬身差で9番人気・クロニクルスカイ(牡4、栗東・松元茂厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクルーガー(牡3、栗東・高野厩舎)は4着に敗れた。

2600mの長丁場。レッドルモンドが積極的にハナを奪い、1週目のスタンド前では大逃げの形に持ち込む。クロニクルスカイが離れた2番手、そこからまた間隔が開いてシンボリジャズ、シャンパーニュ、パッショネイトランが続き、その後ろにサトノメサイア、クルーガー、ヴェラヴァルスターと人気の3歳馬が続く。
縦長の展開からヤマニンプードレが動いて徐々にペースアップ。4コーナー手前でレッドルモンドが力尽き、馬群が固まって直線の脚比べ。2番手を進んだクロニクルスカイが抜け出しを図るが、ヴェラヴァルスターがそれを捕らえて先頭。さらに外から脚を伸ばしたトゥインクルがゴール前でヴェラヴァルスターを交わして2連勝を決めた。

勝ったトゥインクルは、近親にエリザベス女王杯を勝ったレインボーダリア、今年の中京記念で2着に入り、先の関屋記念でも4着と好走したアルマディヴァンがおり、ともに古馬になって力を付けた奥手の血統。この馬もここ4戦で3勝、2着1回と充実期に入ってきた印象で、今後の活躍が期待される。

馬主は畑佐博氏、生産者は日高町のいとう牧場。馬名の意味由来は「キラキラ輝く」。

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トゥインクル
(牡4、栗東・牧田厩舎)
父:ステイゴールド
母:ロングスターダム
母父:ノーザンテースト
通算成績:23戦4勝

トゥインクル

トゥインクル

トゥインクル

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