【POG】際どい写真判定は逃げたキングライオンに軍配…札幌新馬

9月5日(土)、2回札幌5日目5Rで2歳新馬(芝1500m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の3番人気・キングライオン(牡2、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.2(稍重)。

2着にはハナ差で2番人気・ディーマジェスティ(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着には1馬身3/4差で1番人気・メートルダール(牡2、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

キングライオンが好スタート。ドラゴンイモン、アーススピードもダッシュ良く主導権争いに持ち込むが、内のキングライオンがハナを主張する。3頭の後ろはディーマジェスティ、ラブミーリル、パーリオミノル、アポロノホウリン、メートルダールと続いて、やや縦長の展開。3コーナーからは後続もドッと押し寄せて一団で直線へ。
逃げるキングライオンが岩田騎手のステッキに応えて後続を突き放すも、馬場の真ん中からディーマジェスティが一完歩ずつ差を詰めてくる。2頭が鼻面を揃えてゴールに入り、写真判定の結果、逃げたキングライオンがハナ差ディーマジェスティを抑えて初陣を飾った。

勝ったキングライオンはKitten’s Joyを父に持つ外国産馬で、近親に米G1ウッドワードS2着のPast the Pointがいる血統。管理する矢作芳人調教師は札幌4RでJRA通算400勝を達成。2連勝で401勝目を挙げた。

馬主はライオンレースホース株式会社、生産者は米のNurseryPlace,Donaldson&Broadbent。馬名の意味由来は「ライオンの王」。

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

キングライオン
(牡2、栗東・矢作厩舎)
父:Kitten’s Joy
母:A Bit of Pressure
母父:High Yield

キングライオン

キングライオン

キングライオン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。