オデュッセウスが他馬の追撃抑えオープン初勝利…すずらん賞

9月6日(日)、2回札幌6日目10Rですずらん賞(芝1200m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気・オデュッセウス(牡2、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.0(良)。

2着にはクビ差で8番人気・フレンチイデアル(牡2、北海道・田中正厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・ボーダレス(牝2、美浦・伊藤圭厩舎)が続いて入線した。

まずハナを切ったのはラシーム。番手にはオデュッセウスがつけると、ボーダレス、マダムクレアシオンと続きフレンチイデアルは中団からの追走で、馬群は固まったままコーナーへ入る。
ラシームとオデュッセウスが並んで直線に入ると、抜群の手応えでオデュッセウスが抜け出しを図る。そのすぐ後ろにいたボーダレスも食い下がるが距離は縮まらない。内からフレンチイデアルが上手く抜け出し、オデュッセウスに忍び寄るもクビ差届かず、オデュッセウスが優勝。

勝ったオデュッセウスは近親にダービー馬ロジユニヴァースがいる血統で、ランフォルセやノーザンリバーなど重賞馬がズラリと並んでいる。前走の函館2歳Sでは14着と大敗を喫してしまったが、この勝利を機に更なる高みを目指したいところだ。
馬主はユアストーリー、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ギリシャ神話の英雄の一人」。

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オデュッセウス
(牡2、美浦・手塚厩舎)
父:ファルブラヴ
母:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
通算成績:3戦2勝

オデュッセウス

オデュッセウス

オデュッセウス


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