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得意の新潟で躍動! 長期休養を乗り越えパッションダンスが復活の舞
2015/9/6(日)
●9月6日(日) 2回新潟12日目11R 第51回新潟記念(G3)(芝2000m)『サマー2000シリーズ』の最終戦。このレースの結果に関係なく、シリーズの優勝は函館記念を勝ち、札幌記念でも3着に入ったダービーフィズに決定となっていたのだが、秋の中距離路線で飛躍を期す楽しみな面々が揃った新潟記念。勝ったのは7歳馬のパッションダンス。一昨年の新潟大賞典以来、久しぶりの勝利の美酒だ。
復活Vに導いたのは2位の戸崎騎手に6勝差を付けて新潟リーディングに輝いた絶好調・M.デムーロ騎手。今回が初めての騎乗だったが、スムーズに好位のポジションを取り、ジッと脚を溜める。アーデントが少し離した逃げを打ち、スパートのタイミングが難しい展開となったが、慌てず急がず、先に抜け出したマイネルミラノに照準を定めると、鞍上の力強いアクションに応えて一歩一歩詰めより、アタマ差交わしたところがゴールだった。
「ゴールしたときは、どちらが勝ったか分かりませんでした。勝ててすごく嬉しいです。追い切りに乗って、良いコンディションだと陣営と話していました。スタートも良く道中はリズム良く走れましたし、終いも良い脚を使ってくれました」と笑顔でレースを振り返るデムーロ騎手。「新潟コースが合っていると思います」と話すとおり、これで新潟コースは4戦3勝と抜群の好相性だ。
姉に重賞を4勝し、桜花賞で2着に入ったアドマイヤキッスがいる良血で、早くから期待が大きかった馬だが、1年以上の休養が2回あり、7歳の秋にして今回がキャリア17戦目。その馬体は若々しく、小倉記念、新潟記念と夏の2戦はともに1分58秒台で走破したことからも衰えは全く見られない。サマーシリーズのタイトルは獲れなかったが、初のG1挑戦へ大きな復活の1勝を手に入れた。




▲ゲストの篠原信一さんにお姫様抱っこされ照れ笑いのM.デムーロ騎手
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