【POG】母は秋華賞馬 エアスピネルが人気に応えて快勝…阪神新馬

9月12日(土)、4回阪神1日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の1番人気・エアスピネル(牡2、栗東・笹田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.5(良)。

2着には2馬身差で2番人気・ハリケーンバローズ(牡2、栗東・角居厩舎)、3着には3馬身半差で4番人気・ロジクライ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

シゲルアカカマス、サカジロチュウオーが行き脚付かず後方から。前はグランノーブルとロジクライが先手争いを演じ、その後ろに人気のエアスピネルが構える。ノガロ、エイシンギガント、アルマティアが続き、出遅れた2頭以外が固まって4コーナーを回る。
逃げるグランノーブルに手応え良く直線に入ったエアスピネルが襲いかかり、その外からハリケーンバローズが迫る。直線半ばでエアスピネルが満を持して追い出すと、ハリケーンバローズとの差がジワジワ広がり2馬身差を付けてゴールに入った。

勝ったエアスピネルは父キングカメハメハ、母が秋華賞馬のエアメサイア、祖母エアデジャヴーも牝馬クラシックで好走し、近親にエアシャカール、エアシェイディ、エアソミュールと重賞ウイナーが並ぶオーナーゆかりの良血。道中はやや外に膨れる若さを見せていたが、追われてからはシッカリとした脚で今開催の新馬勝ち一番乗りを果たした。なお、きょう9月12日はエアメサイアの命日だった。

馬主は株式会社ラッキーフィールド、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+タイに伝わる伝説の竜の形をした馬」。

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エアスピネル
(牡2、栗東・笹田厩舎)
父:キングカメハメハ
母:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス

エアスピネル

エアスピネル

エアスピネル

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