【POG】アグネスデジタルの甥レッドリュンヌが差し切りV

9月12日(土)、4回中山1日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気・レッドリュンヌ(牝2、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.7(良)。

2着には半馬身差で1番人気・キャプテンロブロイ(牡2、美浦・萩原厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・ヤマニンリュウセイ(牡2、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。

ややバラッとしたスタートから、まずハナを主張したのはサイモンジェッター。キャプテンロブロイが続き、ラペルトワ、タイキカイザー、サドルオンが一団なって、その後ろにレッドリュンヌ、最後方はヤマニンリュウセイという展開。ゆったりとした流れから、最終コーナー手前でサイモンジェッター、キャプテンロブロイ、タイキカイザー、ノーブルワルツが横に並び直線へ。
先に抜けだしたのはキャプテンロブロイ。並んだ他の3頭は伸びを欠き後退し、キャプテンロブロイの単独抜け出しに思えたが、内からレッドリュンヌが鋭い脚で先頭を捕らえ優勝。

勝ったレッドリュンヌは芝・ダートマルチに活躍し、天皇賞秋などG1・6勝のアグネスデジタルが伯父にあたる血統。クラブ募集総額は2400万円。
馬主は株式会社東京ホースレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+満月(仏)。美しく明るい光りで地上を照らす。母名より連想」。

1着 レッドリュンヌ(戸崎騎手)
「道中は頭を上げ、遊び遊び走っていましたね。でも、素質は非凡。終いは切れますよ。強い勝ち方でした。気性に難しい面があるので、使っていいほうへ向いてくれれば」

2着 キャプテンロブロイ(C・ルメール騎手)
「いい馬です。でも、きょうはちょっと太かった。距離はこのくらいでいいですよ」

3着 ヤマニンリュウセイ(柴山騎手)
「テンに進んでいかなかったのですが、最後はいい脚を使いました。まだ幼く、能力だけで走っている段階。次につながる内容でしたよ」

7着 サドルオン(三浦騎手)
「上手に競馬。でも、ペースが上がって対応できなかった。体をうまく使えるようになれば」

8着 サイモンジェッター(田辺騎手)
「ここを使うか、ダートなのか迷ったくらい。スピードの差が出ましたね。おっとりした気性だけに、これから良くなりますよ」

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レッドリュンヌ
(牝2、美浦・手塚厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:リーチフォーザムーン
母父:Pulpit

レッドリュンヌ

レッドリュンヌ

レッドリュンヌ


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