マンハッタン産駒からまた一頭 クインズミラーグロが秋へ名乗り！

【キーンランドＣ】鍵は施行条件の変化？新興勢力多き一戦！

提供：重賞トレンドジャッジ
●9月12日(土) 4回中山1日目11R 紫苑S(芝2000m)

秋華賞トライアル・紫苑ステークスは吉田豊騎手騎乗の8番人気・クインズミラーグロ(牝3、美浦・和田道厩舎)が差し切り。2着のホワイトエレガンスとともに、10月18日に行われる秋華賞(G1)の優先出走権を手にした。

18頭のフルゲートとなった一戦。開幕週の馬場を活かそうと、序盤から積極的なレース運びが展開される中、クインズミラーグロは中団を待機。直線入り口の勝負どころではホワイトエレガンスが早くも先頭に踊り出て、押し切りを図るが、クインズミラーグロが坂下から満を持してスパート。すると、鋭い反応をみせて急坂を駆け上がり、ゴール前で差し切りを決めた。

「小回りで器用に立ち回れれば、一瞬の脚が生かせると思っていた。あとは2000mの距離がどうかだったけど、無事にこなしてくれたね。抜け出してフワフワする面があるけど、最後まで我慢してくれたよ」と振り返ったのは吉田豊騎手。2走前から手綱を執って、2勝2着1回と好相性のパートナーを賞賛した。

ルージュバック、クイーンズリング、シングウィズジョイとマンハッタンカフェ産駒牝馬の当たり年ともいえる3歳世代から、新たに現れたヒロイン候補。今夏、急逝してしまった偉大な父に、大きな弔い星を捧げられるか、三冠最終戦ではダークホース的存在となりそうだ。

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クインズミラーグロ
(牝3、美浦・和田道厩舎)
父：マンハッタンカフェ
母：ジャストトゥートゥー
母父：In Excess
通算成績：10戦3勝

クインズミラーグロ

クインズミラーグロ

クインズミラーグロ