【京成杯AH】これぞハンデ戦 13番人気フラアンジェリコ重賞初V

9月13日(日)、4回中山2日目11Rで第60回京成杯AH(G3)(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の13番人気・フラアンジェリコ(牡7、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.3(良)。

2着にはハナ差で11番人気・エキストラエンド(牡6、栗東・角居厩舎)、3着にはハナ差で7番人気・ヤングマンパワー(牡3、美浦・手塚厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアルビアーノ(牝3、美浦・木村厩舎)は7着に敗れた。

抜群のスタートを切ったのはアルマディヴァン。しかし、それを制してケイティープライドがハナに立ち、アルビアーノが2番手、スマートオリオンが抑え気味に続き、レッドアリオン、コスモソーンパークという展開。エキストラエンドは中団、シンガリはフラアンジェリコでレースは流れる。
最終コーナー前でアルビアーノ、ケイティープライドが並んで直線へ。手応え良く前に出てたのはアルビアーノで後続を引き離しにかかるのも、残り100m付近で脚が甘くなり、一気に後続に飲み込まれる。 内から、エキストラエンド、グランシルク、ショウナンアチーヴ、フラアンジェリコ、ヤングマンパワー、シャイニープリンスが一列になった状態でゴール板を駆け抜ける。わずかな隙間を縫って、差し脚を伸ばしたフラアンジェリコがハナ差で優勝。2着には内から脚を伸ばしたエキストラエンドが入線。着差0.1秒の中に7頭がひしめき合う大混戦のレースとなった。

勝ったフラアンジェリコは重賞挑戦4戦目で嬉しい初勝利。7歳を迎え、近走は2桁着順と思うような結果を残すことができなかったが、最軽量の利を生かし一変してみせた。京成杯AHは7歳以上の勝利はなく、今回が初めてとなる。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「画家グイード・ディ・ピエトロの通称名(天使のような修道士の意)」。

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フラアンジェリコ
(牡7、美浦・斎藤誠厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:カーリーエンジェル
母父:ジヤツジアンジエルーチ
通算成績:37戦6勝
重賞勝利:
15年京成杯AH(G3)

フラアンジェリコ

フラアンジェリコ


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