【セントライト記念】開花の兆し スモークフリー「元々力がある馬」

17日、月曜中山11レース・セントライト記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、糸魚川特別1着のスモークフリー(牡3、美浦・戸田厩舎)は、柴山雄一騎手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F65.1-50.4-37.3-12.4秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「前走は休み明けで遊び遊び走る感じもありましたが、終いもしっかりしていましたし良い内容だったと思います。今日は雨で馬場も悪そうでしたし、ポリトラックでやりました。レースを使ってきていますし、それほど負荷をかけても仕方がないので、感触を確かめてもらう程度の内容でした。春先よりも子供っぽさが抜けて、常識にかかるようになってきています。

パワーのある体型をしていますし、中山のタフな馬場も問題ないと思います。今回は乗り替わりになりますが、デムーロ騎手も、中山2200は合うと思うし重賞でもやれるだろうと話していました。メンバーは強くなりますが、元々力がある馬ですしこの馬の良さが出ればやれていいと思っています」

スモークフリー"/


前走、HTB賞7着のレッドライジェル(牡3、美浦・藤沢和厩舎)は、助手を背に南芝コースで追われ、5F69.5-54.0-39.8-13.5秒をマークした。

【津曲助手のコメント】
「前走は良馬場発表でしたが、雨が降った後の馬場でそれが合いませんでしたし、流れも速くなって良いところが出せませんでした。元々華奢な馬でしたが、前走は体が増えていたように成長して状態が上がっていたと思います。結果は出ませんでしたが、そういう点では収穫がありました。札幌から戻ってきた後も順調です。今回のメンバーは骨っぽいですけど、中山コースは得意ですし、良馬場の決め手比べなら見劣りしないと思っています」

レッドライジェル


前走、プリンシパルS11着のタケルラムセス(牡3、美浦・田村厩舎)は、吉田豊騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.8-52.9-38.8-14.6秒をマークした。

【田村康仁調教師のコメント】
「ひと夏越して、馬が良くなってきています。今回は重賞でメンバーが強いですけど、この馬なりに調子は良いので頑張ってもらいたいです」