【レディスプレリュード】これぞG1馬 サンビスタが押し切りV

10月1日(木)、大井競馬場で交流重賞・第12回 レディスプレリュード(Jpn2)(3歳上牝 別定 重賞競走 指定 1着賞金3100万円 ダート1800m)が行なわれ、岩田康誠騎手の2番人気・サンビスタ(牝6、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.50.2(稍重)。

2着には2馬身差で3番人気・トロワボヌール(牝5、美浦・畠山吉厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・ホワイトフーガ(牝3、栗東・高木登厩舎)が続いて入線した。1番人気のアムールブリエ(牝4、栗東・松永幹厩舎)は4着に終わった。

絶好のスタートを切ったのはトロワボヌール。それを制して前に出たのブルーチッパー、外からやや掛かり気味にホワイトフーガが続き、サンビスタ、トロワボヌール、アーバンレジェンドという展開。1番人気アムールブリエは出脚が付かず、中団やや後方からの追走で向こう正面を迎える。直線手前で2番手のホワイトフーガが先頭のブルーチッパーに並びかけ、抜け出しを図る。
直線に向くと絶好の手応えで、ホワイトフーガに並びかけたのはサンビスタ。その後方にいたトロワボヌールも追いすがるが、余力を残したままサンビスタが突き抜け重賞5勝目を決めた。トロワボヌールが勝ち馬に前を譲るも鋭い脚で伸びて2着を確保した。

勝ったサンビスタはここ2走の重賞では1番人気に推されるも2着、3着。春のマリーンC以来となる勝利で惜敗続きにピリオドを打った。昨年はJBCレディスクラシックでG1初制覇。来月に迫る本番に向け、同じ舞台となる大井で結果を残したことは大きい。この勝利を弾みに連覇を狙う。

馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、生産者はグランド牧場。馬名の意味由来は「サンバを愛してやまない人。父名、母名より連想」。

【岩田康誠騎手のコメント】
「状態は変わらなく落ち着いていたので、安心してレースが出来ました。JBCまではあと一ヶ月あるので、もっと強いサンビスタを見せれると思います。JBCでも強いパフォーマンスで競馬出来るように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

【レディスプレリュード】全着順・払戻金

サンビスタ
(牝6、栗東・角居厩舎)
父:スズカマンボ
母:ホワイトカーニバル
母父:ミシル
通算成績:26戦10勝
重賞勝利:
14年JBCレディスクラシック(Jpn1)
15年レディスプレリュード(Jpn2)
15年マリーンC(Jpn3)
15年TCK女王盃(Jpn3)
14年ブリーダーズGC(Jpn3)

サンビスタ

サンビスタ

サンビスタ

サンビスタ


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。