【POG】好位抜け出しスマートアリシアがV…中山新馬

10月3日(土)、4回中山8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の2番人気・スマートアリシア(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.2(良)。

2着にはクビ差で10番人気・イチゴアミーラ(牝2、美浦・小桧山厩舎)、3着には2馬身半差で8番人気・マオノココロ(牝2、美浦・南田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアウェイク(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)は5着に敗れた。

抜群のスタートから飛び出したのはサンニードルス。続いてリリーウェントス、スマートアリシア、タヒチアンガール、イチゴアミーラという展開。マオノココロは中団やや後方からの追走で、1番人気アウェイクは行き脚がつかず最後方からの競馬。番手に構えたリリーウェントスがかかり気味にサンニードルスに競りかけ、最終コーナーへ。
直線に入ると、先頭のサンニードルスをスマートアリシアが捕らえ、中団から脚を伸ばしてきたイチゴアミーラが追いすがる。ジワジワと差は縮まるも、スマートアリシアがクビ差凌いで優勝。

勝ったスマートアリシアは京成杯オータムH勝ちのステキシンスケクンが伯父にあたる血統。母スマートダイスの仔はJRA初勝利。鹿戸厩舎は2歳戦3勝目を飾った。
馬主は大川徹氏、生産者は日高町のいとう牧場。馬名の意味由来は「冠名+ギリシャ語の真実に由来する人名より」。

1着 スマートアリシア(三浦騎手)
「まだ非力ですが、稽古の感じから高い素質があるのは分かっていました。気難しいところがありますけど、牧場、厩舎サイドが上手に調整してくれて、精神的に良い状態で臨めました。今日は完勝ですね。これから体が増えてくれば、もっと良くなると思います」

2着 イチゴアミーラ(野中騎手)
「陣営から初戦向きだと聞いていましたが、その通り頑張ってくれました。まだ少し余裕がある感じがしますし、使って良くなると思います。テンションが高いところがあるので、次もその辺りに気をつけていければ良いですね」

3着 マオノココロ(武士沢騎手)
「まだ調教でも荒削りという感じですが、今日は終いに脚を使っていますし次に繋がる競馬が出来たと思います」

4着 サンニードルス(勝浦騎手)
「最後にもうひと伸びあれば、という感じでした。返し馬からすごく軽い走りをすると思いましたし、良いですよ」

5着 アウェイク(柴山騎手)
「ゲートを出てから進んでいきませんでした。3、4コーナー辺りで促して上がっていきましたが、もう少し反応してくれればと思います」

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スマートアリシア
(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:ファルブラヴ
母:スマートダイス
母父:Point Given

スマートアリシア

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