フルーキーが馬群をこじ開けてオープン初勝利…ポートアイランドS

10月4日(日)、4回阪神9日目11RでポートアイランドS(芝1600m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・フルーキー(牡5、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.7(良)。

2着には1馬身1/4差で14番人気・マイネルホウオウ(牡5、美浦・畠山吉厩舎)、3着には3/4馬身差で11番人気・オツウ(牝5、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

グァンチャーレがダッシュ付かずに後方からの競馬。オースミイージー、オツウの白い帽子2頭がレースを牽引し、コスモソーンパーク、マイネルホウオウ、ダノンメジャー、フルーキーが好位を追走する。ハギノハイブリッドは中団やや後ろ、出遅れたグァンチャーレは最後方から末脚にかける構え。
オースミイージー、オツウ、コスモソーンパークの3頭が並んで直線に入り、オツウがスパート。そこにマイネルホウオウが並びかけ、フルーキーは2頭に挟まれる形となったが、その間を割って出ると一気に弾けて先頭でゴール。1年ぶりの勝利を手にした。2着は大きく人気を落としていた一昨年のNHKマイルCの勝ち馬マイネルホウオウ、オツウがゴール前で盛り返して3着に踏ん張った。

勝ったフルーキーはオープン初勝利で通算6勝目。昨年10月に準オープンを勝った後、続くチャレンジCで2着に入り、以後も京都金杯4着、東京新聞杯3着、マイラーズC5着、エプソムC4着と重賞で好走。このオープン特別の舞台では一枚上の力を示して見せた。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「偶然に、まぐれ当たりの」。

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フルーキー
(牡5、栗東・角居厩舎)
父:Redoute’s Choice
母:サンデースマイル2
母父:Sunday Silence
通算成績:15戦6勝

フルーキー

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