09年12月27日(日)、5回中山8日目10Rで、第54回有馬記念(GⅠ)(芝2500m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の2番人気･ドリームジャーニーが優勝。勝ちタイムは2:30.0(良)は、04年の2:29.5に次ぐ、史上2番目に速いタイムとなった。

2着には1/2馬身差で1番人気･ブエナビスタ(牝3、栗東･松田博厩舎)、3着には11番人気･エアシェイディ(牡8、美浦･伊藤正厩舎)、が続いて入線した。

勝ったドリームジャーニーは、現役時代、池添騎手も騎乗して通算3勝を挙げたオリエンタルアートという血統。
06年9月にデビュー。デビューから2連勝を挙げ、続く、東京スポーツ杯2歳Sで3着に入ると、その次走の朝日杯FSで初GⅠ制覇。
その後、クラシック戦線では、奮わなかったが、池添騎手が手綱を取り始めた昨年から、小倉記念、朝日CCの重賞を連勝するなど、上昇気配をみせ、今年の宝塚記念で約2年半振りのGⅠ制覇となった。
馬主は(有)サンデーレーシング。生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「夢のような旅路」。

騎乗していた池添謙一騎手は、本レース初勝利。今年のJRA重賞は4勝目。通算では33勝目(うちGⅠ11勝)。 管理している池江泰寿調教師も、本レース初勝利。今年のJRA重賞は5勝目。通算では11勝目(うちGⅠ3勝で、全て同馬によるもの)。

ドリームジャーニーを所有する馬主(有)サンデーレーシングはこの勝利で、今年のG1は6勝目となり、テイエムオエペラオーなどを所有した竹園正繼氏が持っている年間G1最多勝記録と並ぶ記録となった。 ステイゴールド産駒はJRA重賞19勝目(G1は3勝)。

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ドリームジャーニー
(牡5、栗東･池江寿厩舎)
父：ステイゴールド
母：オリエンタルアート
母父：メジロマックイーン
通算成績：24戦9勝
その他の重賞勝利：
09年宝塚記念(G1)
06年朝日フューチュリティ(G1)
09年産経大阪杯(G2)
07年神戸新聞杯(G2)
08年朝日チャレンジカップ(G3)
08年小倉記念(G3)


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