【菊花賞】枠順確定 3連勝で戴冠へ! リアファルは8枠17番

菊花賞

神戸新聞杯でリアルスティールを完封。3連勝で戴冠となるかリアファル

10月25日(日)、4回京都7日目に行われる第76回 菊花賞(G1)(3歳牡・牝 国際 指定 馬齢 芝3000m)の枠順が確定した。

春の2冠馬ドゥラメンテが不在で行われるクラシック最終戦。芝に矛先を向け2連勝のリアファルは8枠17番。春はダート路線を歩んでいたが、初の芝、古馬相手の準オープンを逃げ切ると、続く神戸新聞杯も後続を寄せ付けず、瞬く間に菊の有力候補に浮上してきた。同型との兼ね合いがポイントとなるが、血統背景やダート路線で養われた豊富なスタミナを武器に再度の押し切りを狙う。

神戸新聞杯ではリアファルの後塵を拝したが、メンバー最速の上がりで2着に食い込んだリアルスティールは6枠11番。ダービー4着のあと骨折が判明するも、ごく軽度のものでトライアルから無事に復帰。骨折の影響よりも成長を感じさせるレースを見せた。距離に対する不安はあるが、春の実績、素質の高さ、決め手はメンバートップクラス。春の悔しさをここで晴らしたい。

ダービー2着のサトノラーゼンは1枠2番。セントライト記念でよもやの7着と崩れたが、スローペースに泣いた印象で、勝ち馬との差はわずか0秒3。それまで3着を外したことがなかった堅実な走り、立ち回りの巧さは本番でも不気味だ。

そのセントライト記念を勝ったのが、皐月賞でも3着に入っている2枠4番キタサンブラック。どうしても母の父サクラバクシンオーの名前に目が行ってしまうが、ゆったりとした馬体の造りでデビュー時から長めの距離を意識して使われ、結果も残してきた。4勝はリアファルと並んでメンバー最多。重賞2勝はこの馬だけだ。

菊花賞と縁の深い九十九里特別を勝って初の重賞に臨む上がり馬スティーグリッツは4枠7番。鞍上の内田博幸騎手は菊花賞で過去2度の騎乗をいずれも勝利。相性抜群のレースでどんな手綱捌きを見せるかも注目される。

馬券は23日(金)よりウインズ後楽園・ウインズ難波・ウインズ梅田にて前々日発売、24日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・厩舎、騎手)の順に表記

1-1 ミコラソン 57
(牡3、栗東・小崎、武幸)

1-2 サトノラーゼン 57
(牡3、栗東・池江寿、岩田)

2-3 タンタアレグリア 57
(牡3、美浦・国枝、蛯名)

2-4 キタサンブラック 57
(牡3、栗東・清水、北村宏)

3-5 ベルーフ 57
(牡3、栗東・池江寿、浜中)

3-6 レッドソロモン 57
(牡3、栗東・庄野、武豊)

4-7 スティーグリッツ 57
(牡3、栗東・友道、内田博)

4-8 ミュゼエイリアン 57
(牡3、美浦・黒岩、横山典)

5-9 アルバートドック 57
(牡3、栗東・松田博、藤岡康)

5-10 ブライトエンブレム 57
(牡3、美浦・小島茂、田辺)

6-11 リアルスティール 57
(牡3、栗東・矢作、福永)

6-12 ワンダーアツレッタ 57
(牡3、栗東・河内、M.デムーロ)

7-13 マサハヤドリーム 57
(牡3、栗東・今野、和田竜)

7-14 マッサビエル 57
(牡3、美浦・小笠、戸崎)

7-15 ジュンツバサ 57
(牡3、美浦・勢司、石橋脩)

8-16 タガノエスプレッソ 57
(牡3、栗東・五十嵐、菱田)

8-17 リアファル 57
(牡3、栗東・音無、C.ルメール)

8-18 スピリッツミノル 57
(牡3、栗東・本田、酒井学)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。