今年の福島牝馬Sを制したスイートサルサが引退

今年の福島牝馬Sを勝ったスイートサルサ(牝5、美浦・菊川厩舎)が10月22日付で競走馬登録を抹消されたことがJRAより発表された。

同馬は2012年11月にデビューし2戦目に初勝利。4戦目のクイーンCで2着に入り、春はオークスにも出走(7着)した。同年夏に準オープンを勝つと続く府中牝馬Sで3着と好走。その後、休養を挟んで1000万クラスに降級するが、昨年11月のユートピアSを勝って再びオープンに昇級。暮れの愛知杯で3着、休養明けの中山牝馬Sは出走取消となったが、福島牝馬Sで悲願の重賞初制覇を果たした。
現役最後のレースは先週、7着と敗れた府中牝馬Sで、今後は生まれ故郷である北海道沙流郡日高町のシンボリ牧場で繁殖馬となる予定。

馬主はシンボリ牧場、生産者は日高町のシンボリ牧場。馬名の意味由来は「冠名+ダンスの一種より」。通算成獲得賞金は1億3514万2000円(付加賞含む)。

スイートサルサ
(牝5、美浦・菊川厩舎)
父:デュランダル
母:スイートハビタット
母父:Grand Lodge
通算成績:19戦5勝
重賞勝利:
15年福島牝馬S(G3)

スイートサルサ

馬券に絡んだ9戦のうち8戦が左回りだったスイートサルサ
写真は昨年のユートピアS