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【富士S】直線一気で2歳王者ダノンプラチナが豪快に復活!
2015/10/24(土)
10月24日(土)、4回東京6日目11Rで第18回富士S(G3)(芝1600m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の4番人気・ダノンプラチナ(牡3、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.7(良)。2着にはクビ差で1番人気・サトノアラジン(牡4、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・ロゴタイプ(牡5、美浦・田中厩舎)が続いて入線。勝ったダノンプラチナは11月22日に行われるマイルCSの優先出走権を獲得した。
ほぼ揃ったスタートの中、ダノンプラチナが行き脚付かずに後方から。カレンブラックヒルが敢然と先頭に立ち、ロゴタイプが2番手、その内の3番手にクラリティスカイとG1ホースがレースを先導。人気のサトノアラジンは中団のやや後ろ、ダノンプラチナは最後方からポジションをひとつ上げて、サトノアラジンを見るように追走する。
4コーナーで馬群はグッと凝縮し一団で直線に向くと、楽な手応えで番手に付けていたロゴタイプが先頭に躍り出る。直後にいたフルーキーが追い上げを図るが、脚色がいいのは馬場の真ん中を併せ馬のように上がってきたサトノアラジンとダノンプラチナの2頭。一進一退の攻防はゴール前でクビ差サトノアラジンを抑えたダノンプラチナに軍配が上がった。
勝ったダノンプラチナはデビュー戦2着のあと3連勝で朝日杯FSを制して昨年の最優秀2歳牡馬に選出。クラシックでの活躍も期待されたが、スプリングS3着のあと皐月賞では見せ場なく11着と敗れて放牧へ。復帰初戦のここで連勝時の切れが蘇り、見事な復活を果たした。
馬主は株式会社ダノックス、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+プラチナ。プラチナのように光り、活躍する芦毛馬になるように」。
富士Sの結果・払戻金はコチラ⇒
ダノンプラチナ
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:バディーラ
母父:Unbridled’s Song
通算成績:7戦4勝
重賞勝利:
14年朝日杯FS(G1)
15年富士S(G3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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