【天皇賞(秋)】古馬路線に敵なし ラブリーデイが完勝でG1V2!

11月1日(日)、4回東京9日目11Rで第152回天皇賞(秋)(GⅠ)(芝2000m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の1番人気・ラブリーデイ(牡5、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.4(良)。

2着には半馬身差で10番人気・ステファノス(牡4、栗東・藤原英厩舎)、3着には3/4馬身差で6番人気・イスラボニータ(牡4、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。

大方の予想に反してクラレントが先手を奪い、エイシンヒカリは2番手からの競馬。カレンミロティックが3番手で、ラブリーデイは4番手のインを追走する形で、前半1000mは60秒6とややスローペースで4コーナーを通過。
直線入り口ではまず最初にエイシンヒカリが先頭を窺うも、その外からラブリーデイが抜け出し瞬く間に後続とのリードを広げる。最後は熾烈な2着争いを尻目に優勝。2着には中団から末脚を伸ばしたステファノスが続き、2着馬を挟んでの3着争いは僅かの差でイスラボニータに軍配。

勝ったラブリーデイは今年重賞6勝目で、G1制覇は春のグランプリ・宝塚記念に続いて2勝目。他馬を寄せ付けぬ圧巻の走りで古馬No.1の座を誇示。残り2ヶ月となる今シーズンでどこまで勝利数を伸ばせるかますます目が離せない。

鞍上の浜中俊騎手は先々週の秋華賞に次いでこの秋2度目のG1勝利。今回は主戦の川田将雅騎手が騎乗停止に伴い、急遽バトンを受け継ぐ形となったが、大一番でパートナーを勝利に導く見事な手綱さばきを披露。

なお、馬主の金子真人ホールディングス株式会社は今回の勝利で「8大競走完全制覇」を達成している。生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「すばらしいお天気の一日」。

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ラブリーデイ
(牡5、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
通算成績:25戦9勝
重賞勝利:
15年天皇賞(秋)(G1)
15年宝塚記念(G1)
15年京都大賞典(G2)
15年京都記念(G2)
15年鳴尾記念(G3)
15年中山金杯(G3)

ラブリーデイ

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