【京王杯2歳S】距離克服がカギ オデュッセウス「勝ち方は良かった」

4日、日曜東京11レース・京王杯2歳S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、すずらん賞1着のオデュッセウス(牡2、美浦・手塚厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.9-54.2-40.2-12.5秒をマークした。

【手塚貴久調教師のコメント】
「前走は差はそれほどありませんでしたけど、勝ち方は良かったと思います。レース後は、1ヶ月半くらい牧場で休ませてから美浦に戻ってきました。1週前追い切りをしっかりやりましたし、今週はオーバーワークにならないように様子を見る程度の内容でしたが、良い動きを見せていました。

落ち着きが出てきてかかる面も見せなくなってきているので、あとは東京1400をこなしてくれればと思っています」

オデュッセウス


前走、2歳未勝利(9/27・中山・芝1600)1着のアドマイヤモラール(牡2、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.3-38.3-12.8秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「初戦、2戦目と外枠から外を回らされる形になりましたが、前走は上手く立ち回ることが出来ました。前走後はここを目標に調整を進めてきました。追い切りの動きも良いですし、変わらず順調です。広い東京コースの方がレースをしやすいですし、重賞でどこまでやれるか楽しみです」

アドマイヤモラール


前走、2歳新馬(9/21・中山・芝1200)1着のトップライセンス(牝2、美浦・尾関厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.3-39.1-13.1秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今日の追い切りは、ジョッキーに乗ってもらってこの馬の良さを分かってもらえればいいと思っていました。外を回ってしっかり負荷をかけられましたし、やりたかった追い切りが出来ました。今回は東京の1400に替わりますが、使った後もカリカリしていませんし、ジョッキーはどんな競馬でも出来そうだと話していたので楽しみです」

トップライセンス


前走、2歳新馬(8/30・新潟・芝1200)1着のアンナトルテ(牝2、美浦・奥村武厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.2-38.3-12.9秒をマークした。

【奥村武調教師のコメント】
「デビュー前まで大人しかったですけど、初戦のパドックで敏感な面を見せた辺りは母の血統かもしれませんね。初戦から結果を出しましたが、まだ良くなる余地が大きいという内容だったと思います。中間も順調にきていますし、テンションも上がり過ぎず良い雰囲気だと思います。1400、1600辺りがベストだと思いますし、この条件でどこまでやれるか楽しみです」