【道営記念】グランプリブラッドが直線弾けて勝利

11月12日(木)、門別競馬場で第58回道営記念 (3歳上 1着賞金1000万円 ダ2000m)が行われ、服部茂史騎手騎乗の1番人気・グランプリブラッド(牡6、北海道・田中淳厩舎)が優勝した。勝ちタイムは2分5秒1(重)。

2着には4馬身差で2番人気・ウルトラカイザー(牡7、北海道・林和弘厩舎)、半馬身差の3着に11番人気・ビッグバンドジャズ(牡5、北海道・川島洋厩舎)が入った。

ほぼ揃ったスタートを切った12頭。1、2コーナーを回り、単独先頭に躍り出たのはビービーレジェンドで、その後間を空けてヘブンズゲート、ウルトラカイザー、オヤコダカらが固まって追走する。1番人気に推されたグランプリブラッドは後方でレースを進める。3、4コーナーに差し掛かるとグランプリブラッドが先団まで位置を押しあげ、直線に入ってもその勢いのままグランプリブラッドが馬群から一気に突き抜けゴールした。

勝ったグランプリブラッドは母が2000年のオークスを勝ったシルクプリマドンナで、JRA所属時にはOPクラスまで昇級した馬。今年の東海Sの後ホッカイドウ競馬に転厩した。転厩後は5戦して2勝し、2着が2回と安定した成績を残しており、今年の道営競馬の締めくくりを見事に勝利した。
馬主は目黒忠法氏。生産者はノーザンファーム。馬名の由来は「冠名+血脈。グランプリを取る血脈となって欲しいので」。

1着グランプリブラッド(服部茂騎手)
「スタートから折り合いだけを考えて乗っていました。本当に強い競馬をしてくれました。来年はもっともっと上を目指していきたいです。最高の締めくくりができました。関係者の方々に感謝したいです」

グランプリブラッド
(牡6、北海道・田中淳厩舎)
父:ディープインパクト
母:シルクプリマドンナ
母父:ブライアンズタイム
通算成績:38戦8勝(JRA32戦5勝)

グランプリブラッド

グランプリブラッド

グランプリブラッド

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