【京都JS】ダンツミュータントがキレた 人馬ともに重賞初制覇

11月14日(土)、5回京都3日目8Rで第17回京都ジャンプS(JG3)(障3170m)が行なわれ、森一馬騎手騎乗の3番人気・ダンツミュータント(牡6、栗東・本田厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:35.2(稍重)。

2着にはクビ差で6番人気・ニジブルーム(牡7、栗東・山内厩舎)、3着には1馬身3/4差で2番人気・ウォンテッド(牡5、栗東・松田国厩舎)が続いて入線した。

スタートしてすぐに最初の障害。飛越後、逃げの手に出たのはドリームセーリング。続くはニジブルーム、シゲルキョクチョウ、トウケイゴールド、ウォンテッド、ルールプロスパーの展開で、後方3番手付近からダンツミュータントでレースは進む。一周して、スタンド前ではドリームセーリングにニジブルームが競りかける。シゲルキョクチョウ、ウォンテッドが3コーナー付近で先頭集団と差を詰める。
最終障害を飛越すると、番手に構えていたニジブルームが前を捕らえ単独先頭に立つも、最終飛越で5番手までポジションを押し上げたダンツミュータントが、残りわずかな直線で鋭い脚を繰り出しゴール手前でニジブルームを交わし重賞初制覇。

勝ったダンツミュータントは今回で障害競走9戦目。初戦でいきなり3着に入る好センスを見せ、3戦目で初勝利、連勝で一気にオープンまで登り詰めた。その後は善戦するも、勝利までには手が届かず、2走前は再び平地競走に挑戦。上がり最速の脚を繰り出して5着と善戦して再び障害競走に戻ると、前走のオープン3着に続き、重賞挑戦2戦目にして嬉しい重賞初制覇を飾った。
マジェスティハーツとのコンビで知られる鞍上の森一馬騎手も5年目で悲願の重賞初制覇。今後更なる活躍が期待される。
馬主は山元哲二氏、生産者は新ひだか町の野坂牧場。馬名の意味由来は「冠名+突然変異」。

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ダンツミュータント
(牡6、栗東・本田厩舎)
父:マイネルラヴ
母:ウメノローマン
母父:リードワンダー
通算成績:33戦6勝
重賞成績:
15年京都ジャンプS(G3)

ダンツミュータント

ダンツミュータント

ダンツミュータント

ダンツミュータント


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