ルージュバック初G1戴冠を目指し有馬記念を目標に調整

エリザベス女王杯4着のルージュバック(牝3、美浦・大竹厩舎)が、次走、有馬記念を視野に調整される事が所属するキャロットクラブHPで19日に発表された。

桜花賞、オークス共に1番人気に支持されるもG1戴冠にはあと一歩届かなかった。秋緒戦は札幌記念を目標に調整されるも、直前で熱発を発症し回避。牝馬三冠最後の秋華賞へは調整が間に合わず、エリザベス女王杯へ直行した。約半年ぶりのレースながらも、後方からの競馬で上がり2位となる脚を繰り出し、わずか届かずの4着。4コーナー付近で他馬とぶつかるアクシデントを考えれば、古馬相手でも戦える一線級の能力がある事は間違いない。
レース後は輸送も問題なくクリアし、週明けに美浦トレセンへと戻った。現在の状態は問題なく、今の状態をキープ出来るようであれば有馬記念を目標に調整されるとのこと。きさらぎ賞で牡馬を相手に鮮烈な重賞制覇を遂げているだけに、出走となれば注目すべき1頭になるであろう。

ルージュバック

▲55年ぶりとなる3歳牝馬によりグランプリの栄冠へ意欲的なルージュバック