【POG】ソツなく立ち回ったアドナルシーが2馬身差快勝…京都新馬

11月21日(土)、5回京都5日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、A.シュタルケ騎手騎乗の5番人気・アドナルシー(牡2、栗東・吉村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.2(良)。

2着には2馬身差で1番人気・レッドアヴァンセ(牝2、栗東・音無厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・スマートカオス(牡2、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。

スマートカオス、スナークウルフの5枠2頭にゼットシャンティ、クリスタルテーラーの8枠2頭が絡んでのハナ争い。そこへ更にアドナルシー、センショウレイナも加わり、その大きな集団を見ながら人気のレッドアヴァンセ、バイキングスター、ミトノグリーンが追走。アバンダンテは後方3番手のインから直線勝負にかける。
5枠の2頭が並んだまま直線に入るが、最内を突いたアドナルシーが粘るスマートカオスを交わして先頭。スルスルとリードを広げ、外からゴールドインゴット、馬群を捌いたレッドアヴァンセが迫ってくるが、リードを保ったアドナルシーが2馬身差を付けて新馬勝ち。単勝1.2倍の1番人気に支持された2着レッドアヴァンセはよく追い上げたが、直線で追い出しを待つロスがあり、それが最後まで響いた。

勝ったアドナルシーは、兄に昨秋、アドマイヤラクティの帯同馬としてオーストラリアに遠征した現役準オープンのアドマイヤイナズマがいる血統で、新種牡馬アンライバルド産駒2頭目の勝ち上がりとなった。
馬主は有限会社辻牧場、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「ドレスアップする(伊)」。

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

アドナルシー
(牡2、栗東・吉村厩舎)
父:アンライバルド
母:アドマイヤドレス
母父:スピニングワールド

アドナルシー

アドナルシー

アドナルシー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。