【兵庫ジュニアGP】サウンドスカイの末脚光り3連勝で重賞制覇

11月25日(水)に園田競馬場で行われた交流重賞・第17回兵庫ジュニアGP(Jpn2)(2歳 定量 1着賞金:2200万円 ダート1400m)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・サウンドスカイ(牡2、栗東・佐藤正厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.28.6(稍重)。

2着は1馬身1/4差で3番人気・コウエイテンマ(牡2、栗東・川村厩舎)、3着は5馬身差で2番人気・オデュッセウス(牡2、美浦・手塚厩舎)が続いて入線している。

揃ったスタートから、押してハナを主張したのはタケマルリートも、今回初ダートのコウエイテンマがスッと馬体を併せ先頭へ。内からオデュッセウスが続き、地元期待のマイタイザンはこの位置。その後ろにサウンドスカイで、やや出負けした形のマシェリガールが後方3番手からレースは進む。向正面で番手にオデュッセウスが構えるも掛かり気味の様子。3コーナー手前で後方のマシェリガールがまくり気味に上がるが、そのタイミングでオデュッセウスにムチが入り前を譲らない展開。先頭はコウエイテンマのままコーナー終盤へ。
直線に入ると前4頭はJRA勢での叩き合い。直線を向いてオデュッセウスの脚は伸びを欠き、先頭のコウエイテンマが粘りこみを図る。しかし、中団で脚を溜めたサウンドスカイが外から一気の脚で先頭を捕らえ3連勝を決めた。

勝ったサウンドスカイは3戦目で未勝利勝ちを決めると、続くなでしこ賞を勝利し、今回が重賞初挑戦で初制覇。これでダート替わり後、負けなしの3連勝となった。
また、今回の勝利で、12月16日に川崎競馬場で行なわれる全日本2歳優駿(Jpn1)の優先出走権を獲得した。
馬主は増田雄一氏、生産者は新ひだか町のフジワラフアーム、馬名の意味由来は「冠名+空」。

サウンドスカイ
(牡2、栗東・佐藤正厩舎)
父:ディープスカイ
母:アンジェラスキッス
母父:Gone West
通算成績:5戦3勝
重賞成績:
15年兵庫ジュニアGP(Jpn2)

サウンドスカイ

サウンドスカイ

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