14年高松宮記念覇者コパノリチャードが引退 種牡馬へ

2014年の高松宮記念を勝利したコパノリチャード(牡5、栗東・宮厩舎)が現役を引退し、種牡馬になることが分かった。

コパノリチャードは3歳時に、今年の天皇賞(秋)を制したラブリーデイも出走したアーリントンCで1番人気に推され、好位からの競馬で重賞初制覇。同年のスワンSでは古馬を相手に勝利するなど早期から活躍。翌年阪急杯で重賞3勝目を飾ると、続く高松宮記念では、不良馬場をものともせずG1初制覇を飾った。その後は思うような結果に恵まれず、現役ラストのレースとなった京阪杯では14着に終わっていた。
今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる予定。

馬主は小林祥晃氏、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。JRA通算獲得賞金は2億9780万円(付加賞含む)。

コパノリチャード
(牡5、栗東・宮厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ヒガシリンクス
母父:トニービン
通算成績:22戦6勝
重賞勝利:
14年高松宮記念(G1)
13年スワンS(G2)
14年阪急杯(G3)
13年アーリントンC(G3)
コパノリチャード