金鯱賞を勝ったミトラは脚部不安で有馬記念を回避

5日の金鯱賞を制したミトラ(セ7、美浦・萩原厩舎)が27日の有馬記念(G1)を回避する事が、 所属する社台グループオーナーズのホームページで発表された。

金鯱賞で昨年の福島記念以来の重賞2勝目をマークし、いざG1挑戦というところだったが、脚元に不安が発覚した。
クラブの発表によると、レース後に右前脚のウラ側に腫れと熱感がみられ、獣医師によるエコー検査を受けたところ、今年5月に炎症が見られたところと同じ箇所に炎症があることが判明。この診断結果を受けて萩原師と相談し、無理をせず有馬記念への出走を回避し、NF天栄に放牧することとなった。昨年は復帰に約4カ月ほどかかったが、今回も同じかそれより短い期間で復帰できるのではないかと思われるとのこと。なお、同馬は12月9日(水)にNF天栄に放牧となった。

ミトラ
(セ7、美浦・萩原厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:エイグレット
母父:サンデーサイレンス
通算成績:25戦9勝
重賞勝利:
15年金鯱賞(G2)
14年福島記念(G3)