【ターコイズS】11番人気シングウィズジョイが押し切って重賞2勝目!

12月19日(土)、5回中山5日目11Rで第1回ターコイズS(重賞)(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の11番人気・シングウィズジョイ(牝3、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.7(良)。

2着には1馬身半差で16番人気・ダンスアミーガ(牝4、栗東・中竹厩舎)、3着にはアタマ差で15番人気・オツウ(牝5、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたカフェブリリアント(牝5、美浦・堀厩舎)は8着に敗れた。

先手をとると思われていたノットフォーマルがやや遅れ気味のスタート。外からオツウが気合を入れてハナに立つと、2番手にシングウィズジョイがつけてペースは落ち着く。3番手にカレンケカリーナ、メイショウスザンナが続いていき、その直後からダンスアミーガ。カフェブリリアントは9番手あたりで口を割るようなしぐさが見られる。
直線に入るとシングウィズジョイがオツウを交わして先頭。オツウは2番手で必死に抵抗、その後ろからは4コーナーで我慢できずにポジションをあげたカフェブリリアントやペルフィカが差を詰めにかかるが、むしろシングウィズジョイとの差は開いていく。馬群の中からダンスアミーガが末脚を伸ばすが2番手争いまで。シングウィズジョイがリードを守って押し切った。

勝ったシングウィズジョイは今年のフローラSの勝ち馬。その後のクラシック戦線では2桁着順が続いていたが、今日リーディング争いトップに躍り出た名手に導かれて鮮やかに押し切ってみせた。
本馬の母シングライクバードは08年のフラワーC3着、フローラS5着など重賞戦線でも好走はしていたものの勝利することは出来なかったが、オーナー、厩舎ともに同じ一番仔は3歳シーズンで2回目の重賞制覇を果たした。馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「楽しそうに歌う」。

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シングウィズジョイ
(牝3、栗東・友道厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:シングライクバード
母父:シンボリクリスエス
通算成績:12戦4勝
重賞勝利:
15年フローラS(G2)
15年ターコイズS(重賞)

シングウィズジョイ

シングウィズジョイ

シングウィズジョイ

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