有馬記念16着のリアファルに腱鞘炎が判明

12月27日に行われた有馬記念(G1)で、2周目4コーナーから失速し最下位の16着に敗れたリアファル(牡4、栗東・音無厩舎)に、腱鞘炎の診断が下ったことがわかった。今後は6ヶ月以上の休養を要するとされており、復帰は早くとも秋以降となる。

管理する音無秀孝調教師によると、当初は腫れがあったの膝裏に問題はなく、現在腫れている球節付近を改めて検査したところ、腱鞘炎という診断が出た。屈腱炎でなかったのは不幸中の幸いと言っていいが、復帰までにはある程度しっかりと時間をかけて良化を促す必要があり、北海道まで戻して治療に専念することになると思うということ。

リアファルは15年の神戸新聞杯(G2)の勝ち馬。続く菊花賞(G1)では次々と馬順が変わる苦しい流れの中を3着に粘りこみ、有馬記念ではその実力が評価され、3番人気に支持されていた。
クリソライト、姉マリアライトは共にG1馬の良血であり、本馬も今後のG1戦線での活躍が期待されていたが、ここで長期の戦線離脱となってしまいそうだ。

リアファル

実力馬の早期復帰が待ち望まれる