ゴール前の接戦制してダイワリベラル連勝!…ニューイヤーS

1月10日(日)、1回中山3日目11RでニューイヤーS(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の3番人気・ダイワリベラル(牡5、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.3(良)。

2着にはハナ差で6番人気・コスモソーンパーク(牡8、美浦・池上弘厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・グランシルク(牡4、美浦・戸田厩舎)が続いて入線した。

少頭数ということもあり落ち着いた流れに。最内枠からペイシャフェリスが逃げるとコスモソーンパークが2番手に。アーデントが3番手につけてダイワリベラルはその直後4番手。グランシルクは最後方からレースを進めていく。
直線に入るとコスモソーンパークがペイシャフェリスを交わして先頭に立つ。外から追い込んでくるのはグァンチャーレだが伸びきれず、かわって内からダイワリベラルが前との差を詰めていく。ゴール前は粘るコスモソーンパーク、それを捕らえにかかるダイワリベラルの2頭が並んで叩きあいに。写真判定となった接戦はダイワリベラルに軍配が上がった。

勝ったダイワリベラルは連勝でOP初勝利を果たした。中山コースはこれで10戦して4勝2着2回、ただ1度だけ馬券圏内を外した9月のレインボーSでも4着というコース巧者。中山マイルでの連勝ということもあり、ダービー卿CTなどの春の重賞戦線でも注目すべき存在になりそうだ。
馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+自由な、寛大な」。

1着 ダイワリベラル(横山典騎手)
「乗った感じは、前走とそれほど変わりませんでした。まだ少し余裕がありましたが、よく頑張ってくれました。強かったですね」

2着 コスモソーンパーク(柴田大騎手)
「悔しいです。斤量差もカバー出来るくらい上手く立ち回れましたし、仕掛けるタイミングもこれ以上はない競馬が出来ましたが…。馬も本当によく頑張ってくれました」

3着 グランシルク(戸崎圭騎手)
「今日はペースが遅かったですね。後ろからの競馬が合う馬ですし、思った通りの競馬は出来ました。最後も良い脚を使っているんですけどね」

4着 ペイシャフェリス(柴山騎手)
「ポンと出て自分の形で競馬が出来ました。早めに来られた分厳しくなりましたが、最後はまた盛り返してくれました。1200でもマイルでも走りますし、偉い馬ですよ」

5着 グァンチャーレ(蛯名騎手)
「今日はペースが遅過ぎましたね。被されて踏み遅れるのも避けたかったですし、動かざるを得ませんでした。もう少し内の枠なら違う形の競馬も出来たんですけどね」

ニューイヤーSの結果・払戻金はコチラ⇒

ダイワリベラル
(牡5、美浦・菊沢厩舎)
父:ダイワメジャー
母:オレンジジェラート
母父:トニービン
通算成績:20戦6勝

ダイワリベラル

ダイワリベラル

ダイワリベラル

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