トピックスTopics
【POG】新成人・石川騎乗のパブロが鮮やか逃げ切り!…中山新馬
2016/1/11(月)
1月11日(月)、1回中山4日目3Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の2番人気・パブロ(牡3、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:13.4(良)。2着には3馬身差で1番人気・ボスキャットグレイ(牡3、美浦・上原厩舎)、3着には半馬身差で8番人気・アポロリュウセイ(牡3、美浦・岩戸厩舎)が続いて入線した。
バラバラのスタートから好ダッシュを決めたのがパブロ。直後にボスキャットグレイが付け、この2頭がレースを引っ張る。アポロリュウセイ、アカンパニスト、フォーエヴァーマンと続き、ペニーウェディングは中団を追走。馬群は縦長となり、展開がバラけたまま、パブロとボスキャットグレイが並んで直線へ。
長く続いた2頭のマッチレースは残り150mでボスキャットグレイを振り切ったパブロが徐々にリードを広げて、最後は3馬身差を付けて新馬勝ち。ペニーウェディングが3着争いまで迫るも、先行した3頭がそのまま粘り込む形で上位を独占した。
勝ったパブロは、この世代好調のキンシャサノキセキ産駒で、兄に2011年のニュージーランドTを勝ったエイシンオスマンがいる血統。有限会社シルクレーシングにて1500万円で募集され、騎乗した新成人・石川騎手は自らの門出を祝う1勝となった。
生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「人名より」。
1着 パブロ(手塚貴久調教師)
「初戦からいい勝ち方でした。いったん詰め寄られましたが、調教でも追っていいタイプだけに、また伸びるだろうと思っていましたよ。距離はマイルくらいまで大丈夫でしょう。ダートで結果がでましたが、血統的にもむしろ芝向きと見ています。放牧を挟んだ後は、違った条件を試したいですね」
3着 アポロリュウセイ(西田騎手)
「まだ気持ちが幼いですよ。良くなる余地はたっぷり。それで、ここまで走れましたし、先々が楽しみです」
4着 ペニーウェディング(吉田豊騎手)
「スタートはひと息だったけど、道中の走りはいい感じ。最後は脚を使っている。使えば変わるよ」
5着 カグラグレイス(田中勝騎手)
「前半はフットワークがバラバラ。でも、最後はよく伸びている。これから良くなるよ」
6着 プッシュアゲン(勝浦騎手)
「まだ緩いのに、終いはよく伸びた。走る馬だよ」
8着 アカンパニスト(大野騎手)
「現状でパサパサのダートは厳しかったですね。これから力を付けてきます」
3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
パブロ
(牡3、美浦・手塚厩舎)
父:キンシャサノキセキ
母:ゲルニカ
母父:Luhuk



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/5/17(土) 【新潟大賞典】スローで逃げてそのまま!そのまま!シリウスコルトが初重賞制覇!
- 2025/5/17(土) 【ヴィクトリアマイル・サイン馬券】2年前の再現!豪州「ヴィクトリア」の使者に注目
- 2025/5/16(金) 京都名物『三段跳び』【高田潤コラム】
- 2025/5/16(金) 【ヴィクトリアマイル】ラボオールスターズ大予想!あの有力馬の評価は?【動画まとめ】
- 2025/5/16(金) ステレンボッシュ、レガーロデルシエロと再コンビ!【戸崎圭太コラム】
- 2025/5/16(金) 【ヴィクトリアマイル】名手アンカツが読む「高速馬場」の恩恵を受ける鉄板級軸馬と逆転候補
- 2025/5/16(金) 【ヴィクトリアマイル】今週は晴れ模様?荒れ模様?ハッピーな馬券を手にする条件はこれ!
- 2025/5/16(金) 落鉄は大変!馬が一変するアクシデントと恐ろしい体験談とは…【永島まなみ騎手コラム】