【POG】積極策生きたバレエダンサーが逃げ切り勝ち!…中山新馬

1月17日(日)、1回中山6日目6Rで3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の4番人気・バレエダンサー(牝3、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.6(良)。

2着には1馬身差で2番人気・ネオヴェルザンディ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・カタルーニャ(牡3、美浦・金成厩舎)が続いて入線した。

1枠の2頭が大きく立ち遅れるなど、バラついたスタート。先行争いは4頭が並ぶ形で、内からバレエダンサーがリードを取って向こう正面へ。マイネルディセント、ネオヴェルザンディ、ヴォーグダンスも差がなく続き、人気のプレイヤード、カタルーニャも先団の好ポジションに付ける。中団以降はややバラけた展開となり、徐々にペースが上がるとカミノチェリーが押っつけながら先団に取り付いて直線の脚比べとなる。
スローの逃げを打ったバレエダンサーにマイネルディセント、ネオヴェルザンディ、更に内を捌いてカタルーニャが迫るが、バレエダンサーが坂を上がってもうひと伸び。後続との差は詰まらないまま鮮やかな逃げ切り勝ちを決めた。

勝ったバレエダンサーは、兄に5勝を挙げたファンドリノチカラや障害オープンで活躍中のレッドフォルツァがいる血統で、14年の北海道トレーニングセールにて658.8万円で落札。絶妙なペース配分で逃げ切った3年目石川騎手の好騎乗が光る一戦だった。
馬主は前迫義幸氏、生産者は新冠町の的場牧場。馬名の意味由来は「バレエ+冠名。優雅に美しい走りをする事から」。

1着 バレエダンサー(石川騎手)
「初めて乗りましたが、とても大人しく、素直な馬です。乗りやすかったですよ。自らペースをつくれると思い、ハナを切りました。物見をしましたが、気合いを付けたら大丈夫。後ろから来られても手応えは十分あり、最後までしっかり走ってくれました。センスがいいですね」

4着 マイネルディセント(柴田大騎手)
「センスがいいですし、初戦からいい競馬ができました。気性的に敏感なところがあるので、次も平静を保てれば」

5着 ヴォーグダンス(田辺騎手)
「まだ集中せず、ハミを取ってくれなかったですよ。使ってレース慣れしたら」

7着 マイネルピオネロ(津村騎手)
「真面目な馬。最後は食らいついています。まだ体を持て余していましたし、使って良くなりますよ」

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バレエダンサー
(牝3、美浦・尾関厩舎)
父:ハーツクライ
母:ホワイトウォーター
母父:Forestry

バレエダンサー

バレエダンサー

バレエダンサー


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