【AJCC】昨年5着のリベンジ!武豊ディサイファが重賞4勝目!

1月24日(日)、1回中山8日目11Rで第57回アメリカJCC(G2)(芝2200m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の2番人気・ディサイファ(牡7、美浦・小島太厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:12.0(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・スーパームーン(牡7、美浦・藤沢和厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ショウナンバッハ(牡5、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

中山金杯で逃げて2着に粘ったマイネルフロストは控えて中団のインから。ハナに立ったのはスズカデヴィアスで、差がなくマイネルメダリスト、ルルーシュ、クランモンタナ、1番人気のサトノラーゼンも好位で競馬を進める。ディサイファはちょうど真ん中あたりで脚を溜め、その直後をスーパームーン、マイネルフロストがマーク。残り1000mを過ぎて後方5、6番手にいたライズトゥフェイムが外から徐々に進出を開始すると、ショウナンバッハも内からポジションを上げていく。
直線に入ると、コーナーワークで後続を離したスズカデヴィアスが懸命に粘りを見せるが、それを並ぶ間もなくディサイファが交わして先頭。ショウナンバッハ、マイネルフロスト、ヤマニンボワラクテ、スーパームーンが併せ馬の形で追い上げるも、先に抜け出したディサイファがそれらを難なく振り切った。
なお、一昨年の安田記念3着以来の出走となったショウナンマイティは向こう正面で競走を中止している。

勝ったディサイファは昨年の札幌記念以来となる勝利で重賞4勝目。昨年のこのレースでは5着と敗れていたが、負傷休養中の主戦・四位洋文騎手に替わって、デビュー戦でも騎乗した武豊騎手に導かれて見事なリベンジV。武豊騎手は1987年のデビュー以来、前人未踏の30年連続重賞勝利の大記録を打ち立てた。
馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「解読する」。

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ディサイファ
(牡7、美浦・小島太厩舎)
父:ディープインパクト
母:ミズナ
母父:Dubai Millennium
通算成績:33戦9勝
重賞勝利:
16年アメリカJCC(G2)
15年札幌記念(G2)
15年中日新聞杯(G3)
14年エプソムC(G3)

ディサイファ

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