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【POG】得意の府中でトウショウドラフタが突き抜ける…クロッカスS
2016/1/30(土)
1月30日(土)、1回東京1日目10RでクロッカスS(芝1400m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・トウショウドラフタ(牡3、美浦・萱野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.7(稍重)。2着には3馬身差で5番人気・オデュッセウス(牡3、美浦・手塚厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・ドーヴァー(牡3、美浦・伊藤圭厩舎)が続いて入線した。
人気の一角を担うとされていたショウナンライズが出走を取り消した本レーススタートの良かったソロフライトは後方へと控え、代わって先頭に立ったのはコージェントで、ほとんど並んでシゲルノコギリザメ、後ろをマテラアリオンが単独3番手につけ、ドーヴァー、オデュッセウス、レッドラウダが固まって追走。さらにそのあとをキングハート、トウショウドラフタ、モーゼス、ソロフライトという展開となった。3、4コーナーに差し掛かると後方にいた各馬が追い出しにかかる。
直線を迎えると先頭はシゲルノコギリザメに代わるも、外からドーヴァー、レッドラウダがこれを交わそうと懸命に追う。すると内からトウショウドラフタが鋭く伸びて一気に突き放す。これに追いすがれる馬はいなく、トウショウドラフタの圧勝に終わった。
勝ったトウショウドラフタは昨年6月に今回と同じ条件で行われた新馬戦を快勝。その後は、積極的に重賞に挑戦するも惨敗続きであったが、11月に新馬戦と同じ条件のレースで勝利していた。今回の勝利で、東京1400m戦での成績を4戦3勝とした。
馬主はトウショウ産業株式会社、生産者は新ひだか町のトウショウ産業株式会社トウショウ牧場。馬名の意味由来は「冠名+立案者」。
1着 トウショウドラフタ(田辺騎手)
「休み明けで少し体が立派かと思いましたが、それを感じさせない走りでした。上でもやれる力があると仮定して、今日は馬群の中の感じでどうかということと、直線で外に出さないときの感じがどうかということを確かめたかったですけど、どちらもクリアしてくれました。あとは、スローペースになったときの折り合いがどうか、ですね」
2着 オデュッセウス(戸崎圭騎手)
「もう少し折り合いをつけられれば良かったですね。良い脚を使えそうな感じがしますし、これからジックリやっていけば良いと思います」
3着 ドーヴァー(蛯名騎手)
「出していっているわけではないのにあれだけ行きますし、もし出していたら全開で行ってしまうと思います。もう少し道中リラックスして走れるようになるといいですね」
4着 シゲルノコギリザメ(柴山騎手)
「行こうと思っていましたが、他に行く馬がいたので控えました。ノメッていましたし、パンパンの良馬場の方が良さそうです」
5着 レッドラウダ(石川騎手)
「4コーナーの手前辺りで前にカベを作ることが出来て、ひと息入れられましたが、今日は外枠からで道中前にカベを作れず力んでしまいました」
クロッカスSの結果・払戻金はコチラ⇒
トウショウドラフタ
(牡3、美浦・萱野厩舎)
父:アンライバルド
母:ウイッチトウショウ
母父:ジェイドロバリー
通算成績:6戦3勝



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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