【POG】世界的良血サトノキングダムが差し切る!…セントポーリア賞

1月31日(日)、1回東京2日目9Rでセントポーリア賞(芝1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・サトノキングダム(牡3、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.3(良)。

2着には半馬身差で2番人気・メイショウタチマチ(牝3、栗東・河内厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・ジュンヴァルカン(牡3、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。

ほぼ横並びのスタートからプレイヤーサムソンがハナを主張する。続いてメイショウタチマチが2番手に上がり、ジュンヴァルカン、ラグルーラ、スクエアフォールド、少し下がった内をサトノキングダム、ツーエムレジェンド、ネイビーブルーという隊列となった。
向正面でジワジワとリードを広げていたプレイヤーサムソンだったが、3、4コーナー中間ではそのリードがほぼ無くなったところで直線に入る。逃げるプレイヤーサムソンをメイショウタチマチが捕らえ、早め先頭に立って押し切りを図るも、外から伸びを欠く前方の馬をうまく捌きながら進出してきたサトノキングダムがゴール前で差し切って勝利した。

勝ったサトノキングダムは兄にケンタッキーダービーやドバイワールドカップを制したアニマルキングダムがいる世界的良血で、暮れの中山でデビュー勝ち。今回の勝利で着実に賞金を加算、G1戦線へ向けて弾みをつけた。
馬主は里見治氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+王国」。

1着 サトノキングダム(戸崎騎手)
「前走は出遅れましたし、もたもたしたところも見せましたが、使われてしっかりしましたね。上手に競馬ができました。終いもいい脚を使いました。素質は高く、将来が楽しみです」

2着 メイショウタチマチ(田辺騎手)
「物見をすると聞いていましたので、注意して進めました。馬群でも上手に走れましたよ。ただ、最後にソラを使いましたね。並ぶかたちなら、もっとがんばれたと思います」

4着 ラグルーラ(C・ルメール騎手)
「いいレースだった。でも、直線の反応はゆっくり。なかなかエンジンがかからなかった。距離はもっとあっていいね」

7着 ツーエムレジェンド(津村騎手)
「ゲートの出は速かったのですが、二の脚は遅くて。中団のポジションになりました。もう少し追って切れが出てくれば。ダートでも走れそうなタイプですね」

セントポーリア賞の結果・払戻金はコチラ⇒

サトノキングダム
(牡3、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:ダリシア
母父:Acatenango
通算成績:2戦2勝

サトノキングダム

サトノキングダム

サトノキングダム


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