【シルクロードS】内から伸びたダンスディレクターが重賞初制覇!

1月31日(日)、2回京都2日目11Rで第21回シルクロードS(G3)(芝1200m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の2番人気・ダンスディレクター(牡6、栗東・笹田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.9(稍重)。

2着には1馬身半差で5番人気・ローレルベローチェ(牡5、栗東・飯田雄厩舎)、3着には1馬身半差で11番人気・ワキノブレイブ(牡6、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は5着に敗れた。

スタートは全頭五分だったが押してローレルベローチェが先頭に。2番手はアクティブミノルで、セカンドテーブル、ネロ、ワキノブレイブ、ダンスディレクター、と続く。1番人気で念願の重賞制覇を目指すビッグアーサーは中団やや後ろめの位置を確保した。
とばすローレルベローチェは3コーナーを回っても脚色の衰えを見せず。後方各馬は差を詰めることが出来ないまま、直線を迎える。
セーフティリードを活かして逃げるローレルベローチェを直線に入っても他馬は影を踏むことすら出来ずにいたが、内からダンスディレクターがキレのある末脚を繰り出し、これを捕らえゴール。6歳にして嬉しい初重賞制覇となった。

勝ったダンスディレクターは前々走のCBC賞では直線で外から鋭い伸びを見せるも届かず2着。休養を挟んで挑んだ前走の阪神Cでは頭の上げ下げの差での2着だったが、惜敗続きの生活にピリオドを打った。また、京都コースでの成績を8戦5勝2着3回という驚異のコース相性を示した形となった。
馬主は太田珠々子氏、生産者は新ひだか町の藤原牧場。馬名の意味由来は「振付師」。

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ダンスディレクター
(牡6、栗東・笹田厩舎)
父:アルデバラン2
母:マザーリーフ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:16戦6勝
重賞勝利:
16年シルクロードS(G3)

ダンスディレクター

ダンスディレクター

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