【東京新聞杯】紅一点!スマートレイアーがまさかの逃げ切り!

2月7日(日)、1回東京4日目11Rで第66回東京新聞杯(G3)(芝1600m)が行なわれ、吉田隼人騎手騎乗の5番人気・スマートレイアー(牝6、栗東・大久龍厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.1(良)。

2着には2馬身差で6番人気・エキストラエンド(牡7、栗東・角居厩舎)、3着には1馬身1/4差で11番人気・マイネルアウラート(牡5、美浦・高橋裕厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダッシングブレイズ(牡4、栗東・吉村厩舎)は競走中止となった。

ダノンプラチナ、トーセンスターダムが出遅れ、スマートレイアーがハナを主張するなど波乱のスタートとなった東京新聞杯。2番手以下はマイネルアウラート、テイエムタイホー、ダイワリベラル、エキストラエンドと続く。人気のダッシングブレイズは中団内で構える形となった。
3、4コーナーに差し掛かると後方に位置していたダノンプラチナと蛯名騎手の手が動き始め徐々にポジションを上げていく。それに合わせ、他馬も仕掛け、勝負の直線へ。
先頭のスマートレイアーにエキストラエンド、ダッシングブレイズが内から交わそうと必死に追うも、なかなか差が縮まらない。すると、最内を突いたダッシングブレイズがラチに接触してしまい、浜中騎手が落馬し、競走を中止してしまう。止まらないスマートレイアー。最後ダノンプラチナが外から伸びるも4着までで、紅一点スマートレイアーが重賞を制した。

勝ったスマートレイアーは前々走の府中牝馬Sでは2着に惜敗し、巻き返しを狙って臨んだエリザベス女王杯でも勝馬から0.1秒差の5着と僅差で涙を飲むレースが続いていた。今回は意表を突いての逃げという、吉田隼人騎手の判断が光ったレースだった。
馬主は大川徹氏、生産者は新ひだか町の岡田スタッド。馬名の意味由来は「冠名+層」。

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スマートレイアー
(牝6、栗東・大久龍厩舎)
父:ディープインパクト
母:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
通算成績:19戦7勝
重賞勝利:
14年阪神牝馬S(G2)
16年東京新聞杯(G3)

スマートレイアー

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