【佐賀記念】人気馬降しストロングサウザーが重賞初V!

2月11日(祝・木)、佐賀競馬場で交流重賞・第43回佐賀記念(Jpn3)(4歳上 別定 1着賞金2300万円 ダート2000m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の4番人気・ストロングサウザー(牡5、美浦・久保田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:08.1(良)。

2着には2馬身半差で3番人気・マイネルクロップ(牡6、栗東・飯田雄厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・クリノスターオー(牡6、栗東・高橋忠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたマイネルバイカ(牡7、栗東・西村真厩舎)は4着に敗れた。

佐賀のキョウワカイザーが先手を主張する展開。内からクリノスターオーも並んでいくが、1周目の直線では2番手に控える競馬となった。2周目に入る2コーナーでマイネルバウンスが一気に先頭まで上がっていく。向正面中間あたりからマイネルクロップもつれて押し上げていき、ストロングサウザーは5番手の内で手綱をがっちりキープして追走。対して、人気のマイネルバイカとクリノスターオーは鞍上の手が盛んに動くもポジションを上げる事ができない。
4コーナーをまわってマイネルバウンスが粘りこみを図るが、外からマイネルクロップが追って2番手。その2頭の間を一気に追うストロングサウザーの末脚が際立ち一気に前を捕らえる。2番手争いは粘るマイネルバウンスとマイネルクロップの争いに、外から盛り返してきたクリノスターオーが加わり接戦に。その後続を尻目に、ストロングサウザーが最後は2馬身以上のリードを取ってゴールした。

勝ったストロングサウザーは5歳の牡馬。昨年の7月に2度目のオープン入りを決めて、9月にはオープン特別でも勝利。今回は3度目の重賞挑戦で嬉しい重賞初制覇となった。また、騎乗した田辺裕信騎手は明日が32歳の誕生日。自らの誕生日に華を添える勝利となった。
馬主は村木篤氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+南風」。

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ストロングサウザー
(牡5、美浦・久保田厩舎)
父:ハーツクライ
母:エヴァンタイユ
母父:Lear Fan
通算成績:19戦7勝
重賞勝利:
16年佐賀記念(Jpn3)

ストロングサウザー

ストロングサウザー

ストロングサウザー

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