【報知グランプリC】持ったまま!タイムズアローが悲願の重賞初制覇!

17日(水)、船橋競馬場で南関東重賞・第52回報知グランプリC(S3)(4歳上 別定 重賞競走 1着賞金1000万円 ダート1800m)が行なわれ、真島大輔騎手騎乗の4番人気・タイムズアロー(牡8、船橋・川島一厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.8(重)。

2着には半馬身差で3番人気・ムサシキングオー(牡7、大井・栗田泰厩舎)、3着には1馬身差で2番人気・ケイアイレオーネ(牡7、大井・佐宗応厩舎)が続いて入線。
1番人気のモンサンカノープス(牡5、船橋・川島一厩舎)は4着に終わった。

スタートで大外枠のグランディオーソが出遅れ。内からムサシキングオーが先手を取り、その外にぴったりとタイムズアローがつける。モンサンカノープスはこの2頭を見ながら3番手でレースを進める。ゆったりとした流れとなり中団に位置したケイアイレオーネは首を上げて走る仕草も見られる。
3、4コーナー中間で並んだタイムズアローとムサシキングオーが併せ馬の形になって直線へ入るが、鞍上の手が盛んに動くムサシキングオーに対して、タイムズアローは持ったまま交わしていく。3番手からモンサンカノープスが前を追うがなかなか差は詰まらず、かわって外からケイアイレオーネが追い込んでくるも前の2頭には及ばない。タイムズアローが終始余裕の手応えで重賞初制覇を飾った。

勝ったタイムズアローは中央でオープン2着の実績を持ち、昨年船橋に転入。今回が中央、地方通じて初めての重賞制覇となった。 馬主は有限会社社台レースホース。生産者は白老町の社台コーポレーション。馬名の意味由来は「時の矢」。

なお、1着のタイムズアローと2着ムサシキングオーには、3月9日に船橋競馬場で行なわれるダイオライト記念(G2)、5月5日に船橋競馬場で行なわれるかしわ記念(G1)への優先出走権が与えられた。

【真島大輔騎手のコメント】
「ここ最近ずっと調子が良かったので、今日もスタッフの方々が上手く仕上げてくれました。本当に力がある馬なので、ミスなく乗ることだけを考えていました。直線も手応えはよく、あまり早くに抜け出してしまうと馬がやめてしまうので、それだけ気をつけながら乗りました。今回良い結果がでてほっとしています。本当に良い馬ばかりに乗せていただいているので、結果を残すことが自分の使命だと思って乗っています。これからもタイムズアローと頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

タイムズアロー
(牡8、船橋・川島一厩舎)
父:タイムパラドックス
母:サンデーエイコーン
母父:サンデーサイレンス
通算成績:34戦7勝
(地方通算成績:7戦2勝)
重賞勝利:
16年報知グランプリC(S3)

タイムズアロー

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▲騎乗した真島大輔騎手は2週連続での重賞制覇となった


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