【フェブラリーS】古豪ローマンレジェンド「シャドーロール効果に期待」

17日、日曜東京11レース・フェブラリーS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、東海S63着のローマンレジェンド(牡8、栗東・藤原英厩舎)は、鮫島良太騎手(レースでは内田博幸騎手が騎乗予定)を背に、坂路で0.8秒先行させた古馬準オープンのダノンムーンと同入フィニッシュ。タイムは4F55.3-39.8-25.9-12.6秒。

騎乗した鮫島良太騎手は「最後は手綱を引っ張ったまま上がってきましたからね。ええ、手応えは良かったですよ。前走時は少し集中力が散漫なところがありましたから、今回からシャドーロールを着用します。気持ちの面で前向きさが出てきてるし、この効果が実戦で生かせれば」と変身に期待を寄せる。古豪が新コンビで復活となるか。その走りが注目される。

ローマンレジェンド


前走、川崎記念10着のパッションダンス(牡8、栗東・友道厩舎)は、栗東に駆け付けた三浦皇成騎手と初コンタクト。前半から軽快なラップを刻み、終いビシッと気合を付けると鋭く反応。4F51.7-37.4-24.6-12.4秒の自己ベストを叩き出した。

追い切りを見届けた友道康夫調教師は「間隔は詰まってるけど、問題なく調整できていますよ。前走は結果は惨敗になったけど、ダートの走り自体は良かった。適性がなかったというよりは、2周するコース形態に戸惑ったんだと思っています。今回はワンターンの競馬ですからね。ええ、この前より条件はいいと思っています」とその動きにご満悦の表情。ダート2走目、コース替わりで前進を目論む。

パッションダンス