【アーリントンC】レインボーラインが大接戦制す!止まらないミルコ重賞4連勝!

2月27日(土)、1回阪神1日目11Rで第25回アーリントンC(G3)(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の4番人気・レインボーライン(牡3、栗東・浅見厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.1(良)。

2着にはハナ差で9番人気・ダンツプリウス(牡3、栗東・山内厩舎)、3着にはハナ差で7番人気・ロワアブソリュー(牡3、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアーバンキッド(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は5着に敗れた。

レース前に故障を発症し、ロードブレイドが競走除外に。14頭立てとなったレースは、先行していくと思われていたロワアブソリューが出遅れ。まず先手を取ったのはシゲルノコギリザメ。内からパールフューチャーがこれに並んでいき、レオナルド、ヒルノマゼランらも直後で集団を形成して前へ。アーバンキッド、ダンツプリウスはこの後ろで前を見ながら追走し、レインボーラインは更に後ろの10番手から。出遅れたロワアブソリューは後方3番手から末脚に懸ける策をとった。
直線に入ると馬群は一塊になる。最内粘るシゲルノコギリザメをレオナルドが捕らえるが、すぐ外からヒルノマゼランとアーバンキッドが迫る。更に外からはダンツプリウスとレインボーラインも脚を伸ばし、大外はビップライブリーとロワアブソリューの追い込み。残り100mで文字通り馬群が横一線となり大混戦。ゴール前で外の各馬の脚色が勝り、レインボーライン、ダンツプリウス、ロワアブソリューの3頭が鼻面を並べてゴールイン。中のレインボーラインがわずかにこの大接戦を制した。

勝ったレインボーラインはこれがキャリア8戦目での重賞初制覇。騎乗したミルコ・デムーロ騎手は先週のフェブラリーSをモーニンで制すなど、これで重賞騎乗機会4連勝を達成。今後も有力馬への騎乗予定が続き、98年に武豊騎手が記録した6連勝に迫ることができるか、絶好調のデムーロ騎手から目が離せない。
馬主は三田昌宏氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「虹の道」。

アーリントンCの結果・払戻金はコチラ⇒

レインボーライン
(牡3、栗東・浅見厩舎)
父:ステイゴールド
母:レーゲンボーゲン
母父:フレンチデピュティ
通算成績:8戦3勝
重賞勝利:
16年アーリントンC(G3)

レインボーライン

レインボーライン

レインボーライン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。