【チューリップ賞】3連勝狙うシンハライト池添「前回より間違いなくいい」

2日、チューリップ賞(G3)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。

デビューから2連勝で紅梅Sを制したシンハライト(牝3、栗東・石坂厩舎)は池添謙一騎手を背に坂路での追い切り。3歳未勝利のハリーを0.1秒追走し、4F52.9-38.4-24.8-12.4秒をマークし登坂。最後はパートナーに0.4秒先着した。

池添騎手は「今週は前の馬を追いかける形で。いい動きでしたよ。正直、前走はあんまりいい感じじゃなかったし、今回の方が間違いなくいいです」と、相棒の好調をアピール。2戦2勝で挑む初めての重賞だが「今回は本番と同じコースで直線の坂をイメージして乗ってきたい。その中でいい結果を出せればいいですね」と、鞍上は既に来月の大舞台を見据えている。

シンハライト


未勝利、エルフィンSと連勝中のレッドアヴァンセ(牝3、栗東・音無厩舎)は助手を背に坂路で3歳未勝利のデルマオギンを0.2秒追走する形。4F55.3-40.6-26.2-12.6秒で駆け上がり、僚馬に0.1秒先着してのフィニッシュとなった。

管理する音無秀孝調教師は「53秒台を予定していたんで、少し遅くなりましたね。まあ、もともと馬なりで臨む予定でしたから問題はありませんよ」と、話す。オープンのエルフィンSを制しての重賞挑戦。11月から月1走のペースで来ているが「桜花賞1本というプランもあったけど、それだとレース間隔があいてしまうので、間を挟むことにしました。相手はグンと強くなりますが、ここでどんな競馬をしてくれるか」と、話した。多くの重賞を制している兄たちがいまだ手の届いていないG1のタイトルに、一歩近づくことができるか。

レッドアヴァンセ