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【POG】桜へ!樫へ!3歳牝馬G1出走ボーダーライン
2016/3/4(金)
今週は桜花賞への王道ステップレース、チューリップ賞が阪神競馬場で行なわれます。ここ3年間の桜花賞の馬券対象馬9頭のうち、実に8頭が前走チューリップ賞組!昨年と13年はワンツースリーでした。今年は大本命馬・メジャーエンブレムが別路線からの参戦。本番と好相性のこのレースでしっかりと結果を残し、桜花賞へ向かいたいところです。
【今週の注目出走馬】
土曜阪神11Rのチューリップ賞(G3)には、重賞勝ち馬やG1好走馬など豪華メンバーが集結しました。
阪神JFでは10番人気という低評価を覆し2着に入ったウインファビラス。前走、そして次の大舞台と同じ阪神マイルで今季の始動戦を迎えます。2戦目の未勝利戦を勝ち上がると、続く新潟2歳Sでは後にホープフルSを制すロードクエストの2着と好走。そして前走の阪神JFでは直線よく脚を伸ばし、メジャーエンブレムと2馬身差の2着に。このメンバーでは実績上位の存在と言えるでしょう。ただ、デビューから手綱をとりつづける松岡正海騎手は「今回は完全なステップレース」と公言しており、あくまでも目標はこの先。それでもこの馬の実力が発揮されれば、上位争いは確実でしょう。
デビューから2連勝中のシンハライトは、兄にラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったアダムスピークなどを持つ良血馬です。前走の紅梅Sでは、ゴール前ワントゥワンに迫られたものの、その追撃をハナ差退けて優勝。新馬戦が3番手から、そして前走は9番手からと、先行でも差しでも結果を残している柔軟性の持ち主。初めての阪神コースにも特に不安はありません。
エルフィンSで2勝目をあげたレッドアヴァンセがここに参戦してきました。新馬戦、未勝利戦とともに脚を余しての2着と歯がゆい結果が続いていましたが、3戦目の未勝利戦では、後方から大外一気の差し切り勝ち。前走も後方待機策から4コーナーで仕掛けられると、あっという間に前を行く各馬を捕らえきりました。デビューからここまで月1走ペースで使われ続けていることが不安材料ではありますが、直線の長い阪神外回りコースで更に末脚に鋭さが加わることが期待されます。
その他、ミルコ・デムーロ騎手の重賞連勝記録がかかるジュエラーや、アルテミスSの勝ち馬デンコウアンジュなども出走。
チューリップ賞の発走予定時刻は15:35です。
チューリップ賞の枠順はコチラ⇒
【有力馬・次走報】
2月21日の500万下を制したソーディヴァインは引き続き笠松の佐藤友則騎手とのコンビで3月13日のフィリーズレビュー(G2)へと向かいます。初芝となりますが、姉のソーミラキュラスは芝でも勝ち星を挙げており、血統的にはいきなりこなしても不思議ではありません。
●G1出走ボーダーライン・3歳牡馬編はコチラ⇒
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